【番外編】こんにちは6 ページ18
静視点
静「こんにちは〜はいこんにちは」
とシルバーさんを揺らさないように横抱きしているけど、多少なりとも揺れてしまうのは仕方ないと割り切りつつ挨拶をされたので挨拶を返している。シルバーさん運ぶ時というか歩くだけで挨拶されるのは何なんでしょうか…
カリム「あっ、シズカ〜！またシルバーを連れてきてくれたのか！」
静「カリムさん、見つけられてよかったです〜」
というか、よくわかったな…私今、男の姿。カリムさんはパーマはいつも通りにヘアアレンジがされている、ジャミルさんがわざわざしたんだろうなぁ
カリム「知らない男の人がいてびっくりしたけど、シルバーみたいな女の子抱えてて黒髪の男の人って言ったらシズカしかいないしな！！」
と裏表もないような笑顔でいう顔は変わってないな、まぁ性転換して雰囲気変わったら違うか。
シルバー「……ん、んぅ?」
静「おはようございます、教室着きましたよ」
シルバー「静、さん？おはようございます…」
静「ちょっと寝ぼけてるっぽいですね」
カリム「お〜い、シルバー起きろ〜？」
とカリムさんが参戦するとハッと目がかっぴらいて、起き上がろうとする。
静「わわっ」
シルバー「なんで、こんな姿に…」
自分の体の感覚と周りの風景が一致してないので、頭の中で困惑しているシルバーさん、おそらく
静「もしかして、魔法薬が漏れ出てた時寝てたんですか！？」
カリム「っぽいな〜？」
シルバー「魔法薬？まさか、学園全体…？」
静「そうです、体の性が変わるだけでほかは問題ないらしいので、今日一日コレらしいですよ。」
というとホッと一安心したように息を漏らした、まぁ目の前の人が誰かわからないと困惑するよなぁ……と思いつつ授業内容も変わったことを伝え、戻ろうとしたときに。
「あ、あの…」
静「は、はい？」
おずおずと出された手紙、恋愛に無頓着な私でも分かる。まぁ学年的には先輩だが私は年上だ……どう断るかな〜……
カリム「なぁ、彼氏持ちに渡していいのか？ソレ」
静「わ」
「なっ」
と爆弾発言をするカリムさん、びっくりしてカリムさんに目を移すとしーっと"黙っててくれよな"という顔をする。どうやらどう対処しようか迷ってる私を助けてくれたようだ。ありがたいなぁと思っていたらぐいっと捕まれ、シルバーさんとは私をを引き寄せて…
カリム「この2人付き合ってるんだぜ？」
シルバー「…！？？」
静「カリムさん？！」
誤解を解くのが大変になってしまった
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黄(プロフ) - 今年はありがとうありがとう！！5章の構成で悩んでいるので更新が止まっておりますが、来年もぼちぼち更新できたらいいなと思います。今回はライン風ないですが天丼も良くないなと思いコメントしております。来年もよろしくお願いいたします。黄 (12月31日 23時) (
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作者名：黄 | 作成日時：2023年5月11日 1時
