【歌い手】私を助けてくれた人たちに秘密を知られた件についてシーズン2 (ページ28)

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No.26★ ページ28

あ「本当の。。私。。」

『天月さんは知らないと思いますが、歌い手をしているとき、みなさんと一緒にいるときと、学校にいるときは、私違うんです』

あ「あーそーなんだー」←やばい知ってるものすごく知ってるby天月

『常に仮面のように自分を偽って過ごしている私にとって、どれが本当の私なのかがわかんないんです』

『ホントの私って何なんでしょうね』

そう考えると、乾いた笑いしか出てこなかった

あ「俺はどれも好きだよ」

『え？』

あ「学校のときのAちゃんのことはわかんないけど(ものすごくわかるけど)俺達と一緒にいるとき楽しそうだから」

あ「もしあれが、心の底からの笑顔じゃないとしても、いつか俺達が笑顔にできたらって、ほんとに笑ってくれたらって」

『天月さん。。』

あ「そらるさんもそう思ってるよ」

私はとっさにそらるさんの方を見た

そらるさんは、私と目があうと、優しく微笑んでるうなずいてくれた

あ「だからね、今は自分の意志に向かって進むことが大切だと思う。そうしていたらきっとわかるよ、ほんとの自分」

『あり、がとう、ございます』

涙目になりながら天月さんにそう告げた

り「お姉さま、一人でかかえこむのはだめですよ」

『そ、うね、』

りんも心配してくれていたんだ。ホントの自分は、天月さんの言うとおり、これから探していけばいいよね

『私、これからもがんばりますよ！』

その日は10時頃まで夕食を楽しみました。天月さんのアドバイスの通り、自分を探していくために一つ一つ頑張っていこう