【歌い手】私を助けてくれた人たちに秘密を知られた件について (ページ42)

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No.37 ページ42

『調子に乗ったこと言ってんじゃねえ』

私がそういったとたん、まふまふさんたちは私の言葉遣いに驚いたのか「えっ」と声を出していた。妹たちも「お姉さま。。」と言っていた、私が本気で怒ったとき、私の口調が変わること、ナイフが武器になること。それを知っているからだ

私が最後に本気で怒ったのは、妹たちにお兄様が被害を加えようとした時以来だ

兄「は？ｗｗｗ」

『だから調子に乗るんじゃねえよっていってんだよ』

兄「は？だから遊びはやめて帰って来いっていってんだけど？ｗｗｗ」

『誰が遊びっていったよ。ああ？遊びじゃねーんだよ！てめえ耳壊れてんじゃねーか？ｗｗ誰がてめえなんかの奴隷になるかよｗお前の方がよっぽどバカだと思うけど？』

兄「ﾁｯ大口たたいてんじゃねえよ！いいから黙って言うこと聞け！」

ﾋｭﾝｯ

私はまたもや静かにナイフを投げる

『大口たたいてんのはどっちだよ。誰が奴隷だ。ろくに仕事もしねーで遊び惚けやがってよお！僕の苦労も知らずに期限で暴力降りやがって、てめえが言うこと聞けっての』

兄「妹のくせに生意気だな！他に危害加えてもいいんだな」

そういって妹たちの方へ行くお兄様

ｼｭﾝｯ
ﾋｭﾝｯ

私は妹たちの方へ行くお兄様の行く先へナイフを投げる

兄「っ！」

『行かせねえよ。てめえよりも価値のある人間がなんでてめえみたいなごみに言うこと聞いて暴力振るわれなきゃいけねえんだよ。てめえなんかよりりんやユリカの方がよっぽど価値がある』

兄「歌い手とか言う遊びやってるお前は価値ねえなｗｗｗ」

フザケンナ

横からはまふまふさんやリンたちの声が聞こえるが私は無視してお兄様に言う

『何が遊びだ、こっちは本気でやってんだよ。私の居場所はここなんだよ、ここにいるまふまふさんたちと頑張ろうって思うんだよ、今まで自由をくれずに自分ばっか遊んでたてめえに私の自由に口を出せれる筋合いはねえ』

兄「ﾁｯいい加減にしろ！」

『は？それは僕のセリフだ！いつまでも調子に乗ってんじゃねえ！てめえは王様でもリーダーでもねえんだよ！わかったら二度と私の活動にとやかく言うんじゃねえ、それがわからないなら今すぐ帰れごみ野郎！』

ｼｭｯ

最後に私はナイフを投げた

兄「ﾁｯ」

私に負けたのかお兄様は乱暴にドアを開け、出て行った。あの調子だとあきらめてなさそうだった

「「お姉さま！！」」