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No.17 ページ20

家の前についたとたん皆さんが一斉に声を上げた


なんで!?


あ「やっば。。」


う「まさかすぎんだろ。。」


さ「ほんまに一人暮らしか?。。」


ま「え。。」


そ「・・・」


『え、えっと、、皆さんどうされました?』


ま「どうされました?じゃないよ!この家!一人暮らしにしてはデカすぎない?!』


そう。。なのかな。確かに周りよりデカいなーとは思ってたけど。
そんな皆さんが驚いている私の家は3階建ての、、何LDKだったっけ?そんなことは置いといて、まあ確かに周りの家と比べるとデカいし部屋も余ってて二世帯住宅みたいだ。


『ま、まあ立ち話もあれですし、執事も来てると思うので、中はいりましょ』


そ「う、うん。。」


全員「お邪魔しまーす!」


『ただいま。』


するとタッタッと足音が聞こえてきた


神崎「おかえりなさいませ。お嬢様。」


『ただいま、神崎さん。ごめんね、うちまで来てもらっちゃって」


神崎「いえいえ、なかなか屋敷にいらっしゃらないのでうれしいです。松崎も心配してましたから。」


『なんかごめんなさい。やっぱりお兄様と顔を合わせるのは嫌なんだよね、でも来月は帰るから、妹たちも気になるし』


神崎「さようでございますか、うれしいです。妹様方もお喜びになるでしょう。」


全員「俺/僕たち空気。。」


『あっ!ごめんなさい。紹介しますね、こちらは昔から私のお世話をしてくれていて、今は妹たちのお世話を任せてる執事の神崎さん」


神崎「執事の神崎です。お嬢様がお世話になっています。」


全員「いえいえ!お世話だなんて!」


『じゃあ皆さん上がってください!神崎さん、皆さんをリビングに案内して、お菓子とか出して待ってて、私はいつもの服に着替えてくるね』


神崎「かしこまりました!」


『じゃあ皆さん、私は一度部屋に戻っていつもの服に着替えてくるので、リビングでお菓子でも食べてゆっくりしててください。』


全員「部屋着めっちゃ気になる。。」


『そんな期待するものでもないです!』


私はそう言い残して2階の自室へ戻る。部屋はもう見慣れてしまったけれど、皆さんからしたら大きいのかな、そんなことを考える。


『部屋着に着替えるかー』


とつぶやいて、私はクローゼットを開ける。そして適当なものを選び、着替えてから部屋を出た。

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作者名:涼風彩 | 作成日時:2019年6月9日 16時

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