7話 運命の再会 ページ7
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「A、起きなせェ。見回りの時間でィ」
飲んで帰ってきてから数時間が経ち、もうすっかりお昼のようだ。それにしても好きな人が起こしに来てくれるって幸せだな
あー総悟好きーと、この幸せに浸っていると、何やら総悟が寝ている私に近づいてきた。
「起きなきゃ置いていきやすぜ。」
そう言いながらしゃがむと、私の頬をムニムニと触ってくる。何それ可愛いめっちゃ好き
「あんた、こうしてっと女みてェだな。」
女なのーーー!!!こうしてなくても女なの!!!でも今言うタイミングはなんか違うっていうか!ここで言えてたらとっくに言えてるっていうかああああ!!!!
色々我慢が出来なくなってきたので、起きて総悟を部屋から追い出して着替えて、2人で町へ出た。
適当に決められた道を見て回る…のでは無く、総悟お気に入りのおさぼりスポットの団子屋に向かう。
ここは結構美味しく、私もお気に入りの場所なのだ。
「おばちゃん、みたらしと小豆1つずつで。」
私たちがいつも食べるおなじみのメニューを注文した。私が小豆で総悟がみたらし。
「はい、おまち」
「ありがとうごぜェやす。ほらA」
ペコッと軽く会釈をし、団子を食べる。美味い。日当たりがよく暖かい昼間に総悟と美味しい団子を食べる。こんな幸せがあっていいのか。
「A、あー。」
ふとそんな声がかかり、隣を見てみると総悟が食べていたみたらし団子を差し出してきていたので遠慮無しにかぶりつく。
みたらしも美味い。
団子を一口ずつ交換するのはいつもの事なので、私が食べていた小豆の団子も差し出し、それを総悟が食べる。なにこれカップル?幸せ
今日は最高の日だ、とニコニコしながら団子を食べていたら突然総悟に見知らぬ女の子が殴りかかってきた。
「おいクソサド!今日こそ決着付けるネ!!」
「いてて、何しゃがんでィ。」
後ろには男の人2人もいるようだ。
「あれれェ?総一郎くん、その子彼女?日中堂々お盛んだな?」
「どうもこんにちは」
………あれ?あの人どっかで見たな。
「…あれ?この子どこかで見たような……」
(「あああああああああああ!!!」)
「昨日の子!!!ってことは…!!!」
ッキャアアアアアア!!!こんな形でバレるのはいやだああああ!!!
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まち(プロフ) - 笛さん» ありがとうございます〜!頑張って更新します! (2021年1月23日 13時) (レス) id: 6817f9a790 (このIDを非表示/違反報告)
まち(プロフ) - いとさん» ありがとうございます!頑張りましょう〜!! (2021年1月23日 13時) (レス) id: 6817f9a790 (このIDを非表示/違反報告)
笛 - めっちゃ面白いです続きが気になります!! (2021年1月20日 15時) (レス) id: bff55455ee (このIDを非表示/違反報告)
笛 - 早く更新してーーーーーーー (2021年1月20日 1時) (レス) id: bff55455ee (このIDを非表示/違反報告)
いと - めっちゃ面白いです!私も小説書いてるので、お互い頑張りましょう!! (2021年1月10日 14時) (レス) id: 204f45673b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まち | 作成日時:2019年12月10日 3時