検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:32,756 hit

4話 ここまでが過去 ページ4






「そーちゃん、この子がさっき話した子よ。挨拶は?」





「総悟です。」






くっっっっ!!!喋った!!!!総悟です、だってやばい可愛い!!総悟…いい名前〜!!ばりふてこかったけど。

悶えを必死に隠してぺこりとお辞儀をする私と、偉いわねなんて言いながら微笑んでるミツバさんと、興味無さそうに私を見つめる総悟くん。


ここが天国か。そうに違いない。



「そうだ、お名前はなんていうの?」




これはどうするのが正解なんだろう。答えるには声が必要だけど、喋ると色々バレるので喋らないと先程決めたばかりだし。


どうしたものかと困っていたら、さっとミツバさんに紙とペンを差し出された。



「もしかして喋れないの?文字は書ける?」


気遣いの神かよ。プロフェッショナルかよ。まじ最高アイラブ沖田家


小さく頷き、差し出された紙にAと書く。



「Aくんね。これからよろしくね。」




やっぱり男だと思われているのか。今更訂正するのもめんどくさいし、女だとバレたらもしかすると剣術を学ばせて貰えないかもしれない。



私はどちらかと言うと、剣術を磨いて強くなって守られる側ではなく肩を並べて一緒に戦って行きたいのだ。



よろしくお願いしますと心の中で深く思いながら、もう一度深くお辞儀をした。









______________________________





それから10年?ん?どんくらいだ?まあ結構年が経ち、現在はついに江戸に出て真選組として日々テロだの何だのと戦っている。
剣術は近藤さんやみんなから教えてもらい結構強くなれた。


まあこれが喋らない事と、男のフリをしている理由になる訳だが。



上京して数年が経つが、私はまだ女だとバレていないし、喋ってもいない。喋れない男として真選組で大活躍中だ。






今はテロリスト集団の調査で半年間も出張していたのだが、それもやっと終わりこれから江戸に帰るところ。





そして多分齢20前後になった私には悩みがある。






それは、、、








そろそろ大好きなみんなと喋りたいし、男のフリするのも疲れたあああああ!!!!!!!

5話 居酒屋の出会い→←3話 美少年が住む家



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (64 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
142人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 沖田総悟 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

まち(プロフ) - 笛さん» ありがとうございます〜!頑張って更新します! (2021年1月23日 13時) (レス) id: 6817f9a790 (このIDを非表示/違反報告)
まち(プロフ) - いとさん» ありがとうございます!頑張りましょう〜!! (2021年1月23日 13時) (レス) id: 6817f9a790 (このIDを非表示/違反報告)
- めっちゃ面白いです続きが気になります!! (2021年1月20日 15時) (レス) id: bff55455ee (このIDを非表示/違反報告)
- 早く更新してーーーーーーー (2021年1月20日 1時) (レス) id: bff55455ee (このIDを非表示/違反報告)
いと - めっちゃ面白いです!私も小説書いてるので、お互い頑張りましょう!! (2021年1月10日 14時) (レス) id: 204f45673b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まち | 作成日時:2019年12月10日 3時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。