193：帰る場所へと走り出せ ページ45
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ナゴヤ組？と別れた後、空却さんに無視して叩かれた痛む頭を抑え非常口の鍵を開け外へ
『っ、うわぁ…』
吹く風に視界を奪われるも階段の手摺に捕まって周りを確認する
下へと続く階段、会場への道、その先にある町と高い壁
あの外へと出なければならない…
『無理ゲじゃね？…あー！もう、どうすればいいの？！』
唐突な不安に頭を抱えるも考えてしまえば、余計に沈みそうになりそうだったので階段を降りようとした時
ﾋﾟｰ！！ｷﾞｭｱｧｱｧｱ…ｷﾞﾘﾘﾘ、ﾌﾞｯﾂﾝ！
『おぉおお！？……壊れt』
「��やっっと繋がった！！��」
『っ！？…ぇ、あ…三郎くん！？』
腕に付けていたブレスレット型の通信機が爆発しそうな勢いでけたましく音を立てたかと思えば、作った本人の声が聞こえた
…てか、操作方法知らなかったから助かった！
『三郎くん、ごめん操作わかんなくて連絡できなかった…』
「��僕の方こそすみません…操作方法を伝え忘れてしまって��」
『…だ、大丈夫だよ、こうして話せたから…そういえば、どうやって通信を？』
「��少し乱暴に回線をこじ開けました��」
前から思ってたけど…三郎くんって、意外と力技なところあるよね
すると移動中なのか少し足音が聞こえてきた、と思ったら…
「��な、ちょ…近い！��」
「��A、聞こえるか？��」
『二郎くん？、聞こえるよ』
三郎くんの端末へ無理やりねじ込んだのか嫌そうな声とまぁまぁと宥める一郎くんの声が聞こえた
「��よかった、これから三郎が道案内するってよ…俺達もできる限りの事するから一緒に帰るぞ��」
『…うん、わかった。ありがとう』
「��退けっ！…Aさん、これから僕がアシストします。なるべく監視カメラの映像等を確認しますが、万が一鉢合わせ等になった際は一言下さい。回避して別ルートを探ります��」
『ありがとう三郎くん、宜しくね』
「��はい、それでは始めます…準備はいいですか？��」
三郎くんに完全に切り替わっては少しだけ息を整える
この先、上手くいくか分からない…大博打だけど
帰ってきていいと言われた場所に帰りたい
深呼吸をしてから、通信機へと合図を送る
『よし、三郎くん…お願い』
「��…絶対、帰りましょう��」
『うん！』
返事と共に始まるルート案内を受けて、非常階段へと足を踏み出した
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ぽぴぽ - 今更ながら読みました！ 最初から最後まで一気に読んじゃいました！ 夢主さんのラップすごいです！ 今日(今更)からヒプマイゲーム始めたど素人ですが、やばいです(語彙力が死んだ)！ コロナにお気をつけながら活動を続けていってください。 (2022年1月14日 23時) (
レス) id: d39a98933d (このIDを非表示/違反報告)
シャチ矛(プロフ) - たちさん» コメント、ありがとうございます！連載当初からお読み頂き嬉しいです…！最後までお読み頂きありがとうございました！🙇♀️ (2021年9月23日 1時) (レス) id: 2c67dad901 (このIDを非表示/違反報告)
たち(プロフ) - とても感動しました！連載当初から追わせて頂いてて、もう感慨深いです。素敵な作品をありがとうございました！！ (2021年9月22日 23時) (レス) @page50 id: a356122f3b (このIDを非表示/違反報告)
愛猫愛犬 - 好きです！更新頑張ってください！面白い作品ありがとうございます。 (2021年8月9日 16時) (レス) id: fa046c7faf (このIDを非表示/違反報告)
アルパカ(プロフ) - 初めまして！本当に面白くて1日でシリーズすべて読んでしまいました(笑)これから主人公頑張れこれからどうなるのか楽しみです！体調に気をつけてください！ (2021年5月16日 11時) (レス) id: 275c9d1c15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シャチ矛 | 作成日時：2021年1月25日 21時
