2 * ページ33
．
「はぁ、美味しかったね」
ごはんも3年前と同じ、フレンチのお店で．
相変わらず美味しかった、また行きたいな．
そして、ご飯を食べ終わったら、そう
海に行ったんだ
冬の海で、いろんなこと話しながら、
そこでりょうが告白してくれたんだ．
────
波の音が心地いい．
りょうの肩に頭をあずけて、沈みゆく夕日を2人で見つめる．
「3年前、わたしに告白して良かった？」
そんな、普段なら恥ずかしくて聞けないようなことも、
この夕日と、海の前なら聞ける、そんな感じ．
「当たり前じゃん、色々あるけど、俺はAと付き合えて、幸せだよ」
横をちらっと見ると、りょうが、めずらしく照れてる．
そこで、ふと思った．
「ねえ！今日3年前の再現デートならさ、告白もしてみてよ！！」
「いきなりなに、告白も再現してほしいの？？」
にやにやしてこっちを見るりょう．
「どんな言葉だったっけー？？ねーもっかい言ってみてよ！」
すると、りょうがこっちにからだを向けて、
口を開いた．
「...これから先も、ずっと、俺の隣にいて欲しい」
「......え？」
りょうの目が、わたしを見つめてる．
告白、そんな言葉じゃなかったよ？
「俺と、結婚して欲しい」
波の音が、いっそう大きくなった気がした．
冬の海なのに、心は暖かいままだった．
「え、りょう...」
いきなりのことに、頭が追いつかない．
すると、おもむろにりょうが小さな箱を取り出し、わたしに差し出してきた．
「受け取って、くれませんか？」
答えなんて決まってる、
わたしはずっと、その言葉を待っていたんだから
「もちろん、...よろしくお願いします」
夕日が、とても綺麗だ、
海が、オレンジ色に染ってる．
「なんで泣くの」
「泣いてない...っ」
りょうが涙を拭いてくれる．
告白された日も、嬉しくて泣いていた気がする．
「誰よりも、愛してるよ」
そんな甘い言葉と、左手の薬指にある指輪だけで、
わたしはこの世界で一番の幸せものだよ、
そう思った ────
end*
たばこ * tetsuya→←波の音を聞きながら * ryo
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マーチュウ(プロフ) - えっと、サイトに行けないですね､､､ (泣) 説明欄に貼ったらそこから見に行けると思います！あの上の説明欄みたいに？ 説明下手ですいません (2018年12月5日 0時) (
レス) id: 35fe8f0b80 (このIDを非表示/違反報告)
れもん(プロフ) - マーチュウさん» http://uranai.nosv.org/u.php/novel/0b61621de74/ こちらになります！見れますかね？（ ; ; ） (2018年12月4日 23時) (レス) id: 98cb53ea16 (このIDを非表示/違反報告)
れもん(プロフ) - マーチュウさん» 反映はされているはずなのですが...フラグをたてているので、この作品には載せられないみたいです（ ; ; ）初心者なもので...色々試してみます！お待たせしてすいません（ ; ; ） (2018年12月4日 23時) (レス) id: 98cb53ea16 (このIDを非表示/違反報告)
マーチュウ(プロフ) - れもんさん！ 何回試しても見れないし反映されないです！ 説明文？みたいな所にURL貼ってもらえますか？ (2018年12月4日 23時) (レス) id: 35fe8f0b80 (このIDを非表示/違反報告)
マーチュウ(プロフ) - あっっ、そういう事ですね！まだ反映されてないみたいですねぇ…… 早く見たい！笑っ (2018年12月4日 22時) (レス) id: 35fe8f0b80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れもん | 作成日時：2018年11月18日 4時
