星が降る夜に * mushimegane ページ31
．
Aと付き合った日も、
星が降る夜だったっけな．
去年の8月、ペルセウス座流星群がピークを迎えるとき、一緒に空を眺めてた．
その時は、まだ片想いをしていて、
運良く見えた流れ星に願いを込めて、告白した．
そして、今に至る．
「明日はふたご座流星群が見えるんだって！一緒に見に行こ！」
昨日彼女のAにそう言われ、今日は星が見えやすいスポットに二人で来ている．
もう冬が近付いてきていて、寒いから
毛布やあったかい飲み物を持ってきて、外で2人で、
体を寄せ合いながら空を見る．
「...、綺麗だね」
「うん、本当に綺麗、わたしたちが付き合った日を思い出すね」
もう、2人で過ごす2度目の冬だ．
いろいろあるけど、僕たちはここまできた
...今日は、流れ星見えるかな．
「はぁ、今年ももう終わるね」
「そうだね、今年は色々忙しかった」
東海オンエアにとって忙しい年だった今年も、
僕は彼女に支えられながら頑張ってこれた．
「来年も、こうやって2人で星を眺めたいなあ」
そうつぶやいた彼女の横顔が、
とても綺麗で、思わず見惚れた．
それから30分ほど、僕たちは空を見上げていた．
「ぅーっ、寒いね、やっぱ」
「そろそろ車に戻ろうか」
今回は流れ星、見えなかったな．
少し残念な気持ちで、立ち上がろうとした．
「...あ！！！流れ星見えた！！」
「えっ、ほんと？！」
彼女が嬉しそうにはしゃいでいる．
...こんな日々が、どうかこれからも続きますように
流れ星は見えなかったけれど、そんなことを思いながら、ふたりで車に戻った．
「ねぇA？流れ星に願い事した？」
「もちろん、したよ」
「何を願ったの？」
「...こんな日々が、どうかこれからも続きますように、って」
あぁ、僕たちはこれからも大丈夫だ．
その時、確信した．
(...絶対続くよ)
(自信満々なのね)
(もちろん、星が叶えてくれるからさ)
end*
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マーチュウ(プロフ) - えっと、サイトに行けないですね､､､ (泣) 説明欄に貼ったらそこから見に行けると思います！あの上の説明欄みたいに？ 説明下手ですいません (2018年12月5日 0時) (
レス) id: 35fe8f0b80 (このIDを非表示/違反報告)
れもん(プロフ) - マーチュウさん» http://uranai.nosv.org/u.php/novel/0b61621de74/ こちらになります！見れますかね？（ ; ; ） (2018年12月4日 23時) (レス) id: 98cb53ea16 (このIDを非表示/違反報告)
れもん(プロフ) - マーチュウさん» 反映はされているはずなのですが...フラグをたてているので、この作品には載せられないみたいです（ ; ; ）初心者なもので...色々試してみます！お待たせしてすいません（ ; ; ） (2018年12月4日 23時) (レス) id: 98cb53ea16 (このIDを非表示/違反報告)
マーチュウ(プロフ) - れもんさん！ 何回試しても見れないし反映されないです！ 説明文？みたいな所にURL貼ってもらえますか？ (2018年12月4日 23時) (レス) id: 35fe8f0b80 (このIDを非表示/違反報告)
マーチュウ(プロフ) - あっっ、そういう事ですね！まだ反映されてないみたいですねぇ…… 早く見たい！笑っ (2018年12月4日 22時) (レス) id: 35fe8f0b80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れもん | 作成日時：2018年11月18日 4時
