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ヒナが冗談と言うにはあまりにも悲しいことを言った直後にまさかのご本人登場。
ヒナは顔が青くなっててヨコは表情が読まれへん。
気まず・・・!!
とりあえず2人にしたろ。っておばちゃん(後は若いふたりに任せて、ってやつな!)精神が働いたうちとすばるは錦戸くん・・・いや、亮を連れて退散した。
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「ヒナ大丈夫かな?」
「大丈夫やろ。あいつも男やし、やる時はやる奴や」
「すばるくん、あの人がヨコって人なん?」
「あ、そや亮は初めましてやったな。あれがヨコや。」
「男前やねぇ!」
「おまっ!もしかしてあいつに惚れたんか!」
「ちゃ、ちゃうわ!普通に見た感想やんか!」
ぐちゃぐちゃ揉め出すすばると亮。
「2人とも!そんなんどうでもええことやん!」
「どうでもいいわけあるか!!俺と亮の大事な問題や!」
「もー、じゃあ亮!すばるに好きやって言ったり!」
「えっ!?え、?」
「「はやく!」」
「俺、すばるくんのこと好きやで!
・・・・・・なにこれ!!もー!拷問やん!」
うちとすばるに同時に急かされて半泣きになりながら亮は恥ずかしそうに言ってその場にうずくまってしまった。
ちなみにここ体育館前な。人通りの少ないとこ。
「亮!!お前可愛すぎか!!」
そんな亮をすばるはがばー!っと抱きしめて頭をぐじゃぐじゃ撫で回してる。
「なぁ、うちは何を見せられてんの?」
「ええやんけ。ていうかさっきさり気なく俺の亮のこと亮って呼び捨てしたやろ。」
「めざといな。ええやん。」
「よくないわ!錦戸くんって呼んどけ!」
「ええやん!亮も許してくれてるし!」
ほんで亮が小さい声で「・・・俺の亮、やって!」って呟いたんおばちゃんは気づいてるからね!それ復唱したあとに顔赤くなってんのも知ってるからね!すばる気づいてへんけど!
「ええんか!亮!」
「・・・え、ええよ?」
「なんや!その可愛いええよ?は!」
「すばるは全然可愛ないけどな。うちの方がまだ可愛い自信あるわ」
「やかましいわ!絶対俺の方がかわいいわ!」
こんなどうでもいい会話をしてヒナとヨコをまつ。
いや、ちょっと待ちきれへんくってたこ焼き買ってもうたけど。モグなかなか美味しいな。
「すばるくん、これも美味しいで!はい!」
「おー!美味いなぁ!亮、これも食べてみ!」
「え!めっちゃ美味しいやん!」
そこ!すばると亮!イチャイチャすな!!
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二九(プロフ) - ありがとうございます!最後まで見ていただけると嬉しいです! (2017年3月18日 8時) (レス) id: 259aeb5cda (このIDを非表示/違反報告)
ちびひな - わー!とっても面白そう(*´∇`*)私にとって非常に嬉しい設定のお話です!今後の展開に期待しています(^^) (2017年3月17日 23時) (レス) id: bc599cef50 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:赤茄子 | 作成日時:2017年3月17日 19時