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隼side
次の日、ロケ終わるの今日だけど夜までかかるから、会えるのは日にち変わる頃かもとマネから連絡があった。
夕方くらいには会えると思ったのに…
今日はみんなが帰ってくるのに、具合があまり良くない。苦しい。
昨日のスタッフの香りが何故かひっかかり、ずっと思い出そうと考えていた。
コンコン……
扉がノックされた。
隼「はぁ…はぁっ、はぃ、」
やばい、
苦しい。
ガラガラ……
志田「おはようございます！」
あ
志田さん、
隼「おはよう…ございます……ｹﾎｹﾎｯ、ｹﾞﾎｯ」
志田「あ！昨日これ持って帰っちゃって…。」
すいませんと言いながら渡されたのは、昨日読もうと思っていた白い封筒の手紙
隼「ありがとうございます……。」
そう言って、封を開けて読んだ。
"
小森様
人が死ぬのは悲しい事ですよね。
辛いことですよね。
なのに、今のあなたは、人が死ぬのを待っている。
最低ですね笑
"
ここまで読んで、身体が震え出す。
なに……これ……。
怖いけど続きを読んでしまう。
"
こんな事言われてまで生きてる価値あるんですかね？
なんで生きてるんですか？
"
隼「はっ……はぁ、はぁｹﾎｹﾎｯ、」
何……これ
差出人の名前が下に書いてあった。
それを見た瞬間僕は固まった。
そこには、『志田』
と書いてあった。
隼「はぁっはぁｯ…ぁ…」
思い出した。
志田「やっと思い出した？笑」
そう言って帽子とマスクを外した志田さん。
それは紛れもなく、僕を苦しめたスタッフだった。
あの日の苦しさ、タバコの匂い、された事全てが一気にフラッシュバックした。
隼「はぁはぁはぁっ、はっはぁはぁっ」
苦しい……
怖い……
殺される……
いつもこんなに呼吸が乱れたらアラームが鳴り先生が走ってくるはずなのに…
なんで来ないの？
霞んできた目でよく見ると、心電図や機械類全ての電源が切られている。
志田「あ〜ぁぁ笑落ち着きなって！これからだから！」
そう笑いながら、病室を出て行った。
隼「はっ、はぁ、ｹﾎｹﾎｯ、ひゅ、はぁっはぁっ、」
苦しくてだんだん意識が朦朧としてきた。
ーーー♪♪
僕のスマホが鳴ってる……
ごめん、出られないや……
僕の意識は暗闇に落ちていった。
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こもりん??(プロフ) - あんさん» やっぱり泣いちゃいますよね！笑 ありがとうございます！更新頑張ります！ (2019年3月22日 23時) (
レス) id: 751c27b14f (このIDを非表示/違反報告)
あん(プロフ) - こもりん??さん» 私も泣いてしまって読めない気がします（笑）これからも更新楽しみにしてます! (2019年3月21日 18時) (レス) id: 500db723e5 (このIDを非表示/違反報告)
こもりん??(プロフ) - あんさん» 間に合わなかった系ですね……泣 書いてるうちに私が泣いちゃって書けなくなっちゃいますね、きっと笑 限界まで来て危険な状態になってしまい……どうなるかお楽しみに！笑 提案してくれてありがとうございます！ (2019年3月21日 18時) (レス) id: 751c27b14f (このIDを非表示/違反報告)
あん(プロフ) - 移植する日が決まったけど、移植する前日に隼くんの身体に限界が来てしまう…みたいな流れはどうでしょうか？これからもお話楽しみにしてます！ (2019年3月21日 1時) (レス) id: 500db723e5 (このIDを非表示/違反報告)
こもりん??(プロフ) - はーとくんさん» ありがとうございます！志田は最悪な人間ですね！更新頑張ります！ (2019年3月11日 23時) (レス) id: 751c27b14f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こもりん | 作成日時：2019年2月8日 19時
