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涼太side
病院に到着して急いで亜嵐くんの病室に向かう
ドアの前で深呼吸をして開けた
マネ「あ…亜嵐…来てくれたよ」
涼太「…」
マネさんが俺たちに気付いて亜嵐くんに話しかけた
けど返答はなくて…
青白い顔でベットに寝てて、酸素マスクが弱々しく曇ってる
あぁ……
本当に危ない状態なんだって……
医者じゃなくても理解出来た
龍友「亜嵐くん」
裕太「きたでー!」
亜嵐「…ハァ…、ハァ…、」
マネさんを見れば目元が赤くて、寂しそうに亜嵐を見てた
でも微笑んでた
コンコン
医師「失礼します。」
玲於「先生ッ…亜嵐くんは…」
医師「…率直に申し上げますと…明日まで持つかどうか分からない状態です。心臓の動きが先程から不規則で、酸素もあまり行き届いていない状態です。」
隼「…ッ…う……」
龍友「おい、大丈夫か?」
LIVE後からあまり体調も良くなかった隼はしゃがみこんでしまった
涼太「貧血かな…」
医師「貧血ですね。少し休んでください」
隼「はぁっ…、、」
メン「おっとっと…おんぶしてあげるから乗って?」
隼「ごめッ…」
フラフラして立ち上がれない隼をめんさんがおんぶしてソファーに寝かせた
涼太「先生…、、もしも、その時がきたら…亜嵐くん苦しいですか?痛いですか?」
医師「痛みはありません…ですが一瞬だけ心臓がギュッとなってしまうので、一瞬だけ…苦しいかと……」
涼太「そうですか……」
何故かみんな冷静に静かに話を聞いていた
自分でも分からない
亜嵐「ハァ…、、ッケホッケホッ…ケホッ、ひゅ…」
龍友「亜嵐くん!」
医師「吸引しますね、」
亜嵐くんの顔から酸素マスクを外すと先生は喉に管を入れていった
苦しそうに歪む亜嵐くんの表情
そしてすぐに異常を知らせるアラームが鳴りだした
医師「白濱さん、ゆっくり吸ってください」
亜嵐「ハァッ!…ひゅ!…カハッ、ひゅ〜、、んぅ…」
先生が管を素早く抜いて酸素マスクをつけ機械を操作する
でも亜嵐のの呼吸は乱れ続ける
涼太「亜嵐くん!ゆっくりだよ!」
それから少しして呼吸は落ち着いた
先生も吸引の機械を持って病室を出ていった
マネ「今日泊まっていける?」
その問いにみんな静かに頷き、それぞれソファーで眠りについた
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miko0723(プロフ) - ほんとですか?!ありがとうございます!楽しみに待ってます(^^♪ (2020年7月10日 21時) (レス) id: a21028db17 (このIDを非表示/違反報告)
こもりん??(プロフ) - miko0723さん» 了解です!今のお話が終わりましたら、書かせていただきますね! (2020年7月10日 17時) (レス) id: 751c27b14f (このIDを非表示/違反報告)
miko0723(プロフ) - 嘔吐表現好きです!!あとは高熱のお話とかも好きですかねf^^*) (2020年7月10日 15時) (レス) id: a21028db17 (このIDを非表示/違反報告)
こもりん??(プロフ) - miko0723さん» 病系小説ですね!了解です!あの……何度も質問すいません( .. )フェチとかあります?嘔吐表現が好きとか、、ありましたら参考にしたいので教えていただきたいです!リクエストは逆にくださった方が嬉しいので気にしないで下さい( ´艸`) (2020年7月10日 7時) (レス) id: 751c27b14f (このIDを非表示/違反報告)
miko0723(プロフ) - 今、書いていらっしゃるみたいに病系小説がいいなあって思ってます!設定などは書きやすいようにしてもらって全然大丈夫です。急にリクエストすいません(._.) (2020年7月10日 6時) (レス) id: a21028db17 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こもりん | 作成日時:2020年5月27日 12時