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〇 ページ33
Aside
増「おい、相川聞こえるか？」
辛うじて頷く事ができた。
増「俺の上着で申し訳ないけど、この上着を来ておけ。って、めっちゃ冷たいじゃん。低体温症かな？」
加「増田先生どうしました？相川さん大丈夫ですか？」
増「ちょっと目離すの怖いから加藤先生手越先生を読んでくださいますか？」
加「分かりました。」
手「Aちゃん。聞こえるかな？
聞こえたら手握ってね。」
手「意識完全に失ってないね。
できる限り温めてあげてください。
Aちゃん、脈拍計らせてね。」
手「やっぱり脈遅いね。
低体温症だわ。たぶん歩けないと思うので増田先生か加藤先生車用意してもらえますか？あと、出来るだけ温めて下さい。」
増「ごめんなさい、俺ほかの生徒を帰さなきゃいけないから。」
加「俺、用意してきます。」
手「Aちゃん聞こえる？
意識失うのが怖いから色々話しかけるね。」
加「車用意できました。」
手「Aちゃん立てないよね。」
手「ごめんね。持ち上げるね」
手「車温かいからね。」
少し意識が回復してきた。
それと共にしんどさが明瞭に分かってきて
涙が出てきた。
手「Aちゃんどうした？
しんどくなっちゃった？
もうすぐ学校に着くからね。」
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作者名：うみ | 作成日時：2018年2月22日 16時
