派手柱の妹は

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拝啓_天元へ

私は今5回目の夜を終えようとしています

ですが、少し手違いがあって

善「Aぢゃぁぁぁあん、げっごんしでよ゛おぉお」

求婚されています。

「だから！結婚しないって」

何度振り払っても脚にまとわりついてくる善逸
此奴の名前は我妻善逸って言うそうです。
助けてください(切実)

挙句の果てには
善「俺はこの選別で死ぬんだ、しぬしぬしぬしぬしぬ」

死亡フラグまで隣で立ててきます。

だけど
「善逸は強いよ、だから大丈夫」

Aの勘が善逸は強いって言ってる

善「俺はな、ものすごく弱いんだぜ 舐めるなよ」

「いや別に舐めてるわけじゃないんだけどなあ」

炭治郎、まだマシな君にAは会いたいよ

ﾁｭﾝﾁｭﾝﾁｭﾝ
朝日が昇る

善「また夜が明けちゃったよ！？もう！！」

「え、善逸は死にたいの？」

善「死にたくはないけど俺はもうすぐ死ぬというわけで」

「ううん、死なないよ。」

善「え、じゃあ。結婚しt((」

「しません」

かなりの食い気味で答える

善「なんでだよォおおぉ」

「それじゃ、Aは鬼探してくる」

善「今、日が昇ったばかりなのに？」

「動かない日中に狩るのもいいよ」にこにこと笑う

善「ええ、そんなのずっと鬼狩ってるじゃない！？」

「Aは鬼を全滅させないと行けないから」

善「そんなん無理だよォ、だってこの山鬼が、」

「けっこう狩ったんだけどなぁ」

善「鬼の音少なすぎない！？昨日まであんなに沢山したのに」

「あと何体か分かる？」

善「わかんないけど50行かないぐらい？」

「あら、余裕」

善「うわぁ、Aちゃんって怖いわぁ」

「なんでぇ！？！？」




善「死なないでよ？」

ふと本当に心配してくれるような瞳を向けてくる善逸

「死ぬって言ってた人が何を言うのさ」
はは、と笑い返す

善「何も言えないけど、お願いだから」

「、、わかった、じゃあ善逸も生きてね？」

善「多分すぐ死にますよ俺は」

首をぶんぶんと振りながら言う善逸

「だめだよ」

善｢取り敢えずAちゃんに会うために選別は生き残るよ｣

｢うん、そうして｣
ﾎﾟﾝ
いつも天元がAにしてくるように
善逸の頭に手を乗せる

｢じゃーねぇー！！！｣
善逸へ手を振る




ｰｰｰｰ
善逸side

鬼に囲まれて流石にもう駄目だ、諦めよう
爺ちゃんごめんな、こんな出来損ないな俺で

爺ちゃんそんなに頭を叩かないでよ
これが走馬燈とか言うやつか


そんな時誰かが近づいてくる音がして

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