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「あ、、あの、」
A「はい、、?」
「藤襲山への行き方を教えて貰ってもよろしいでしょうか」
A「あ!宜しければ一緒に行きませんか?」
「やっぱり貴女も!」
A「私の名前は宇髄A!よろしくね」
「僕の名前は竈門炭治郎!よろしく頼む!」
A「君は強そうだね」
にこにこと僕にそう告げるAちゃん
でもこの子の方が強そうだ
同い歳ぐらいだろうけど匂いが違う
そもそも匂いが微かにしかしない
それに纏うのは叩きあげられた空気
それから2人で暫く歩いたあと
A「ここで2人とも生き残れれば同期だね」
Aにそう言われて目の前を見上げれば
「ここが、、藤襲山、、」
藤の花が咲き乱れる山に着いた
その階段を昇った先には
「こんなにいるのか、、」
A「ねぇ!みて炭治郎!!めっちゃ派手な髪色!」
男の子を指さしキャッキャッと叫ぶAちゃん
「こら!指ささないの!」
A「それで、どうするんだろ」
少女「皆様、今宵は鬼殺隊最終選別にお集まり下さってありがとうございます」
少女「この藤襲山には鬼殺の戦士様たちが生け捕りにした鬼が閉じ込めてられており外に出ることはできません」
少女「山の中腹から麓にかけて鬼たちの嫌う藤の花が1年中狂い咲いているからです」
少女「しかしこの先から藤の花は咲いておりませんから鬼がおります」
少女「この中で7日間生き残る、それが最終選別の合格条件でございます」
少女「では、行ってらっしゃいませ」
A「よしっ!!行くぞ!!」
「またこの場所で会おう」
A「炭治郎こそ死なないでよね」
「不吉なこと言うなぁ、じゃあね」
そう言ってAとは別れる
Aは多分生き残るだろうな
だめだ、Aのことは考えている暇はない
7日間生き残ることだけを考えよう
まずはこの夜が明けるのを待とう、
日が登れば鬼は動けないし休むことが出来る
最も早く日差しが当たる東を目指す
ハッ
この匂い、鬼だ。。近くにいる
どこだ、、どこから来る、、匂いの元を、、
ザシュッ
鬼「ぐあっ」
なんだ、!?
鬼が斬られた、
A「あ!炭治郎だ!!また会ったね」
え、Aちゃん。。
そう言えば初めから匂いは微かにしかしなかったけど
戦うとなればここまでしなくなるものなのか、?
A「あ、また鬼」
それだけ言い放った、、ように見えた
ザシュッ
瞬きひとつしない内に鬼の頸が落ちた
「え、」
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なるは(プロフ) - 猫まんまさん» 良かったです!私も説明足らずすいませんでした、、優しく指摘して頂いてほんとに感謝ばかりです(o_ _)o (2019年11月24日 20時) (レス) id: e419cb7785 (このIDを非表示/違反報告)
猫まんま(プロフ) - なるはさん» ありがとうございます!!疑問が解けました!! 累の方は仕方ありませんよ。累以外はパワハラ会議で死んじゃうんで( ´∀` ) (2019年11月24日 15時) (レス) id: f70886bfd4 (このIDを非表示/違反報告)
なるは(プロフ) - 猫まんまさん» ああぁああぁ!ごめんなさい!ものすごく失礼なことを、、ご指摘ありがとうございます!訂正します! (2019年11月24日 13時) (レス) id: e419cb7785 (このIDを非表示/違反報告)
なるは(プロフ) - 猫まんまさん» 「ようばしら」と「おどりばしら」で悩んだのですが『おどりばしら』です! (2019年11月24日 13時) (レス) id: e419cb7785 (このIDを非表示/違反報告)
猫まんま(プロフ) - それと、那田蜘蛛山であった十二鬼月…累は下弦の陸でなく伍ですよ! (2019年11月24日 13時) (レス) id: f70886bfd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なるは | 作成日時:2019年11月16日 18時