派手柱の妹は

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貴女side

お館様に呼ばれたあの日から1ヶ月が過ぎようとした頃

天「明日から最終選別だなあ」

ちょうど明日からが最終選別

「はやかったねぇ、」

天「まあお前なら死ぬこたァはねぇけどな」

「そりゃ死なないけど、」

天「あ、言い忘れてた」

「な、、なにを」

天元はなにかと言うのを忘れることが多い
この前まで日輪刀についての説明もされなかった

天「お前が仮に鬼を全滅させた場合、お前は甲からだ」

「は？」

天「いいじゃねぇか、ド派手だ」

「いやいやいやいやいや、おかしいおかしい」

なんで！？！？
Aは普通に隊員になれない訳！！

「ねぇ、日輪刀、、」

天「これ持ってけばいいじゃねぇかよ」

そう言って見せてきたのは
今まで使っていた短刀の刃を研ぎ直したもの

「え！これ！天元が研いだの？」

天「俺以外研ぐ人いねぇだろ」

「すごい！！神様！！」

あ、神様って言っちゃったよ

天「俺は元々祭りの神だ！！」

ふん！とドヤ顔で言ってくる天元

「はいはい、それじゃあ今日は寝るもんね」

天「明日の朝はちゃんと起きろよな」

「寝坊しないわ！天元じゃあるまいし！」

天「俺だって明日はちゃんと起きるわ！」

「ほんとかなーー、」

信じないと言うような目を向ける

天「なんだよその目は！」

「おやすみぃー」

天「ああ、」

ｰｰｰｰｰ次の日の朝

「っわぁあぁぁああぁ！」

天「結局お前の方が起きるのおせぇじゃねぇか」

目が覚めるととうの昔に昇った朝日と
目の前でにやにやしてる天元

「これは悪夢だ」

天「なんでだよ。それより早く行かねぇと」

「間に合いませんね！行きます！行ってきます！」

まきを「おい、バタバタと出ていこうとするな」

須磨「短刀をちゃんと持ちましたか？」

雛鶴「まあ普通に帰ってくるんだろうけどね」

「まきちゃん須磨ちゃん雛ちゃん行ってきまぁす！」

ぎゅーっと3人に抱きつく

天「帰ってこいよなー」

「軽っ！軽！ぜってぇ帰ってくるし！全滅させてくるし！」

ﾍﾞｰｯ
天元の方へ舌を出す

天「俺だけ扱いひでえな」

「じゃ！遅刻しちゃうから！」

バタバタと4人の元を離れて藤襲山に向かった

ｰｰｰｰｰ
炭治郎side

鱗滝さんと別れて進んでたのはいいけど

「ここどこだああああぁああ」

絶賛迷子中だ

どうしよう！このままじゃ！折角ここまで来たのに！

あ！彼処に如何にもこのあと藤襲山行きそうな人が
いるぞ！

「あ、、あの、」

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