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服は人を飾る10 ページ10

え?何これ?

新八は今の状況がどうしても理解できなかった。
いつも通り、早朝から万事屋の扉を開け居間に入ろうとすると、背中に痛みが走った。
目を開けてみれば見えるのは天井と一人の見知らぬ少女。
腕を足で押さえつけられ、首元には鋭く光る懐刀。
新八は理解ができずこの状況に突っ込まずにはいられなかった。


え、何?何この状況。
というか、この子誰?
なんでこの子僕に刀向けてるの?


朝から物騒すぎるよ。てか銀さんは?


叫んでいい?いや、叫んだら確実に殺されるやつだ。

「あ、あの」

「……」

あ、殺される。

「やめろ、従業員だ」

大きな欠伸をしながら少女を止めたのは銀時だった。少女は懐刀を鞘に直し新八の上から降りた。
少女は新八に頭を下げたが、新八は特に気にしていないように少女に笑顔を見せた。

引きつってはいるが。

しかし、何も解決などしていない。
一体誰だ。
新八は立ち上がり銀時の傍に寄った。

「ちょっと銀さん!誰なんですかあの子」

「新しい居候だ」

「……え?」

「だから居候だって」

「いや、聞こえてますよ。何でそうなったんですか!?」

「色々あんだよ」


誘拐とかじゃないよね?
ついにロリコンに目覚めたとかでもないよね??

落ち着け志村新八。神楽ちゃんみたいなもんだろ。急にそういう話になったと考えよう。
それにロリコンだったら神楽ちゃんの時点で危ないよな。

一人で解決している志村新八であった。

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月見ソウ(プロフ) - 偃刄将さん» ありがとうございます!そう言ってもらえて恐縮です。これからもよろしくお願いします! (2020年4月30日 14時) (レス) id: 5772551842 (このIDを非表示/違反報告)
偃刄将 - 初めまして、作品読まさせて頂きました!面白いです、これから更新頑張って下さい!! (2020年4月30日 5時) (レス) id: 407c15182f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月見ソウ | 作成日時:2020年4月27日 22時

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