畑の紅一点。【3】

Day106《解決》 ページ10

けんすけside.
た「なるほど…」
は「どうしたらいいか分かんなくて(笑)」

だ「もしかして長ズボンなのも…」
は「怪我隠す為だろうね」


ト「部屋掃除されてなかったのも痛かったからなんすね」
は「多分…」

た「とりあえず、2人帰ってきたら全員で聞きましょ」


ガチャ
よ「ただいま帰りましたー」

だ「やばっ、帰ってきちゃった！」
た「とりあえず座っときましょ！」


ガチャ
？！

帰ってきたAちゃんの足には包帯が巻かれてた
は「ちょ！悪化してない？！大丈夫ｯ？！」

はじめさんが駆け寄っていった
『…ごめんなさい！』
は「…へっ？」


『実は昨日捻挫してて…ずっと隠してたんです……』

は「ううん、俺こそごめん…こんな怪我させちゃって」


きっとAちゃんはこんな風に謝られるのが嫌で言わなかったんだろうな

た「これからはちゃんと言ってね？」
『はい……』

だ「とりあえず座ろっか！笑」
け「そーだよ↑立ったままだもん！」

ト「ってか、ようへいくんは知ってたんすか？」
よ「さっき教えてもらって笑」
は「なんで！わい聞いても教えてくんなかったのに…(泣)」
よ「まぁ僕が信頼されてるって事ですね！(笑)」
―――――――――――――――――――――
け「……ん…？」

あれからなんやかんやしてたら、みんな寝ちゃってたみたい

『よっ…と……』
声が聞こえて振り向くと、ひょこひょこっと歩いてるAちゃんがいた
け「肩貸すよっ！」

『あっ、けんすけくんおはようございます〜笑』
け「おはよ」


ガチャ
水を飲みに来たんだね
『けんすけくんもいる？』

け「いる！ありがと〜」


2人してキッチンにもたれて座った
け「足マシになった？」

『……割と…ましになりました……』
抱き枕をぎゅ…っとしながらウトウトしてるw

まだ3時だからね〜
け「…肩、頭置いていいよ」


『んん〜…』
ぽすっ

ふふっw かわい♡


け「ふわぁあ〜…」
俺も眠いし寝るかぁ……
―――――――――――――
？「けんすけ！なんでこんなとこで寝てんの？！」

…ふぇっ？



だいちさん？
『……ん〜…おはようございます…』

だ「ちゃんとこっちで寝なきゃ」
『はぁい…』







ぼふっ

け「ちょ、だいちさんなんでAちゃんそっちに行かせるんすか〜↓」
だ「けんすけばっかAちゃんといてずるいから！」


だいちさんほんとAちゃん好きだなぁw



まぁ、





俺も好きだけど。

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