お泊り・・・2 ページ16
「お風呂、ありがとう」
剣城「ん、ああ」
本を読んでいたようで、眼鏡をかけていた
ちょっと、キュンとした
剣城「髪、乾かしてやるから、こっちこい」
そう手招きされ、言われたところに座ると、ドライヤー片手に戻ってきた
温かい風が、髪に当たる
剣城「熱くないか？」
「大丈夫」
しばらく静かにしていると、ドライヤーの音が止んだ
剣城「終わったぞ」
「ありがとう、京介」
剣城「別にいい。眠くないか？」
「ちょっとだけ、眠いかな・・・」
剣城「ちょっとじゃないだろ。目がトロンとしてるぞ」
軽く小突かれてしまった
京介には、なんでもお見通しかな
剣城「ほら、もう寝るぞ」
「うん」
どうやらつくりは私の部屋と同じようで、同じ部屋にベッドなどのある寝室があった
そして、二人でもぐりこんだ
「誰かと一緒に寝るなんて・・・いつぶりだろう・・・」
剣城「中一の時も、一緒に寝たろ」
「まあね。あの時は、本当にごめんね？心配、いっぱいかけちゃったよね」
剣城「本当に・・・どれだけ心配したと思ってるんだ。その分、これから・・・何度季節を越えても、ずっと一緒だからな」
「そんなこと、わかってるよ。私にとっては、京介だけが、唯一の家族なんだもの・・・」
剣城「か・・・！？////////」
「あ、ごめん・・・つい・・・」
すると、横になった状態で、抱き寄せられた
剣城「・・・」
「京介・・・？」
剣城「俺、すっげぇ嬉しい・・・」
声色も、どこか上ずった感じだった
剣城「まだ早いかもしんねぇけど・・・Aにそう思われて、本当に嬉しい・・・」
そう言ってもらえて、私も嬉しかった
剣城「俺たちが、もう少し大きくなったら、本当に家族になろうな」
「・・・うん」
そう返事をすることしかできなかった
いや
そう返事をしたかった
その返事しか、思い浮かばなかった
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由七 - 応援してますー！剣城かわいい//// (2016年7月6日 16時) (
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W,T - 剣城ルナ様々〜 続き書いてくださいまし〜 アタシ大ファンなんですよ〜！！ (2014年12月23日 7時) (レス) id: 91b8e21783 (このIDを非表示/違反報告)
W,T - 剣城ルナ様々〜 続き書いてくださいまし〜 アタシ大ファンなんですよ〜 ！！ (2014年12月23日 7時) (レス) id: 91b8e21783 (このIDを非表示/違反報告)
W,T - 剣城ルナ様々〜 続き書いてくださいまし〜 アタシ大ファンなんですよ〜 (2014年12月23日 7時) (レス) id: 91b8e21783 (このIDを非表示/違反報告)
燐華(プロフ) - その気持ち、良くわかります。私も良くありますから… 本当に独りで抱え込まないで下さい。良ければ愚痴っても良いです!! 私も、他の人も、剣城ルナさんの味方です!! (2014年6月21日 16時) (レス) id: 4ab7bab082 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：剣城ルナ | 作成日時：2014年4月2日 13時
