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「よそよそしく爆豪くんって呼ぶか
いつも通りかっちゃんって呼ぶか」
それかくそ野郎って罵るか....
そんなくだらないことを考えながら勝己の部屋に向かってる途中だった
あの子が現れたのは
「Aちゃんお久しぶりです！！！！
ヒミコのことちゃんと覚えててくれたよね？」
「ヒミコたん！！！！！」
やばいヒミコたんに会ってしまった
やばい殺られる殺られる
「会えて嬉しいです〜〜！！！
でも、これからもッと嬉しいことが待って
ますよ？？？」
「え何教えて」
そう言うとヒミコたんは息を吸い込み
顔をあげて嬉しそうにこう言った
「だあい好きなAちゃんを
殺すことです！！！！！」
そう言ったそばからナイフを取りだし
こっちに向かってくる
「！？あっぶな」
とっさに避けて応戦しようとするが、個性制御のバンドのせいで腕が動かせない
動かない手の向きをなんとか調節し
ヒミコたんに向かって攻撃を仕掛けるが
軽々避けられてしまう
「Aちゃん可愛いよ、その顔
私がこれで滅茶苦茶にしてあげますね？」
そう言いながらナイフを舐めるヒミコたんに
鳥肌がたった
するとその時、影に隠れていたお茶子ちゃんと耳郎ちゃんが出てきてしまった
「大丈夫！？Aちゃん！！！！」
「っ！！何でここにいるの！？！？
早く逃げてよ」
私は必死にヒミコたんの注意を引き寄せながら叫ぶ
「でも「早く皆のところに行って助けを呼んできて！私が強いの、知ってるだろう？」ッ...」
あの時と全く同じ台詞を叫んだ
せめてバンドを外して貰いたい所だが
いま近づいてきたらとても危険だ
二人が走り出したのを見送り、安心した直後に、足にナイフがかすった
「ッ！！！！」
「あれ？血が少なすぎて変身できませんね」
私の血の付いたナイフを舐めながら言う
ヒミコたん
そして、ニヤリと笑いながら言った
「まあ、次はもっと血を出してもらいますからね⭐」
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作者ホームページ：http://jajaumaaaaaaaaa 作成日時：2018年8月30日 23時
