君が助けてくれなくても【爆豪勝己】 (ページ1)

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一日を終え、風呂に入った後

少し熱かったので散歩がてら寮の周りを

歩いていた時だった。

私は、見てはいけないものを見てしまったんだ。

「麗奈.....」

誰かの名前を愛しそうに呼ぶ白いツンツン頭。

その目線の先には顔を赤らめたB組の生徒がいる。

嫌な予感がした。そして私は何故か寮に戻り、

上鳴と切島を連れてきた。

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「どうしたんだよA、一人じゃ怖くて
　トイレに行けないのか？？」

ニヤニヤしながらこっちを見てきた上鳴も、

二人を見つけたらしい。

慌てて私に聞いてきたが、黙ってみろ！と
切島が渇を入れてくれた。

そして、静かになった後、私は二人にこう告げた。

「爆豪が死にそうになったら、止めてくれ」