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「ただいま。」
暗かった道を早足で帰り、家のドアをバタンッと閉める。
『おかえり。』
リビングへ行くと、ソファーに座ってスマホを触っている彼が。
ブルーライトカット機能の着いたメガネを付けている。
眼鏡姿最近よく見るけど……かっこいい。
『…？どうした？』
「あぁ、ごめんなさい。すぐご飯にするわ。」
『おう、サンキュ。』
食事、風呂を済ませ、2人で机を挟んで座る。
「…これ。」
『手紙？誰から…。』
「良いから。」
私は帰り道に内容を見たけれど…。
正直見た時は彼にこれを渡すか躊躇した。
でも、伝えなきゃ。
『満月を3度挟んだ日…魅惑の
「…うん。今日の朝、接触されたわ。」
『そうか…。満月を3度、ってことは3ヶ月後か。』
「えぇ。そうなるわね。」
『…Aは、ここに行っほうが良いと思うか？』
「え…？」
伏し目がちに呟いた快斗は、そう呟いた。
ガーネットからのメッセージカードからクシャ…という音が鳴る。
強く握り締めていて、爪がくい込んでいる。
「……私は…。」
そんな辛そうな彼に、無理に行けとは言わない。
最後の戦い。
こちらが勝てば、組織は壊滅するだろう。
向こうも勿論そのつもりで居るはずだ。
でもあちらが勝てば…。
考えただけで背筋が凍る。
「貴方に着いていく。」
『……！』
「私はキッドの協力者よ。キッドが選んだ道を歩く。」
『…サンキューな。A。』
微笑んだ彼の目には、覚悟が決めてあるような…そんな気が宿っていた。
暫く学校に行けないかもしれないわね。
本当は、彼が…快斗が消えてしまったらと考えてしまう。
怖い。
怖くて仕方がない。
もし負けてしまったら。
その時は私も…共にいこう。
そんな覚悟を私も決めていた。
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セツ(プロフ) - ここからの続編を、新しく作成した"紺青の拳"に繋げました。 (2020年5月14日 16時) (
レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - mpさん» ありがとうございます！たった今、作成しました^^* (2020年4月4日 18時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
mp - セツさんのお話すごく好きなので番外編すごく嬉しいです！待ってます！ (2020年4月4日 0時) (レス) id: 7dfff5e535 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - 長くなりましたが、まとめると�）槓圓呂海譴能�了�⊃刑遒鮑遒蠅修舛蕕鬟瓮ぅ鷙洪掘�続編となる番外編をのんびりとサブ更新 ですかね。それでは、今まで応援して下さりありがとうございました！とても楽しく執筆させて頂きました。 (2020年4月3日 16時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - どちらにしろ、本編はこちらで終了となります。続編は番外編です。続編が出来た場合は新しく物語を増やせないので、通知をそのままにするかお気に入り作者に登録してくださるとありがたいです。(そうすると通知が行きます) (2020年4月3日 16時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セツ
| 作者ホームページ：
作成日時：2019年9月30日 18時
