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快斗 side
『…ここか。』
「えぇ。」
コナン『要は相手が先に来ているかどうか、だな。』
『あぁ、だな。』
慎重に部屋を覗く。
爆弾らしきものは無い。
人影も無い。
気配も……な、い…。
『なんでだ？』
罠があるかもしれないから周りに注意を払いながら宝石へ近づく。
鈴木の爺さんならここに変な仕掛け仕組んでるだろうけど…。
トランプ銃でガラスを割る。
警報音もなければ、ガラスが落ちたのに重量センサーも発動しない。
Aが解除したのか。
コナン『おい、盗って早く帰るぞ。』
『まさか名探偵からそんな言葉が聞けるとはな。』
コナン『うるせぇよ。』
そっと宝石を持ち上げると、ずっしりとした重みがあった。
様々な赤い宝石が合わさって出来ている宝石。
魅惑のマスカレイド。
その名の通り多種多様なドレスが重なっているようにも見える。
コナン『おいキッド！敵が来る前に早く…！』
『わーってる。』
念の為にポケットに宝石を入れ、名探偵の後に続いて美術館を出る。
途中に敵が数人居たが、2人で何とかした。
外へ出ると、少し冷たい風が俺たちの頬を撫でた。
コナン『…なぁキッド。俺が言うのもあれだけど、おかしくねぇか？』
『お前も思ったか。…こんなにトントン拍子に進むなんて俺も思えない。』
ピッ…ザザッ…。
安室『侵入者はいませんでしたよ。』
沖矢『屋上で待機していたような人物も無し。』
『…そうか。A、お前もなにか気付いたか？』
シーン……。
インカムからは何も聞こえない。
『っ…A？おいA！返事しろ！』
コナン『A姉ちゃん…！？』
2人してAの居たビルへと走る。
隣のビルだからすぐに着くはずだ。
景色が見渡せる屋上へと階段を上る。
『っ…おい！』
コナン『……居ない…。』
そこには電源が付けっぱなしのパソコンとインカム、そしてパソコンの下に挟まれた1枚の赤い紙があった。
.
本当に大事な物は、傍に置いておかないとダメよ
garnet
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セツ(プロフ) - ここからの続編を、新しく作成した"紺青の拳"に繋げました。 (2020年5月14日 16時) (
レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - mpさん» ありがとうございます！たった今、作成しました^^* (2020年4月4日 18時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
mp - セツさんのお話すごく好きなので番外編すごく嬉しいです！待ってます！ (2020年4月4日 0時) (レス) id: 7dfff5e535 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - 長くなりましたが、まとめると�）槓圓呂海譴能�了�⊃刑遒鮑遒蠅修舛蕕鬟瓮ぅ鷙洪掘�続編となる番外編をのんびりとサブ更新 ですかね。それでは、今まで応援して下さりありがとうございました！とても楽しく執筆させて頂きました。 (2020年4月3日 16時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - どちらにしろ、本編はこちらで終了となります。続編は番外編です。続編が出来た場合は新しく物語を増やせないので、通知をそのままにするかお気に入り作者に登録してくださるとありがたいです。(そうすると通知が行きます) (2020年4月3日 16時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セツ
| 作者ホームページ：
作成日時：2019年9月30日 18時
