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A side
キッドの肩に着いている小型カメラの映像を、パソコン越しに見る。
「そこのレーザーは解除してあるわ。」
『サンキュー。』
走り続けてやっと着いた小ホール。
警備員は、催眠スプレーで私が眠らせておいた。
『名探偵は？』
「さっき外に居たわ。」
『外に…？なるほど、ガラス張りだからか。』
「3、2、1で突入よ。」
『あぁ。』
3
2
1
ガチャッ
「…！？」
カウントダウンの後、何故か私がいた部屋のドアが開いた。
『ここに居た…。』
「だ、れ…。」
『こうすれば分かる？』
くるりと一回転した途端、見た事のある顔が。
「あなた確か…菅原妃奈乃…。」
妃奈乃『あは、やっぱり知ってるのね。怪盗キッドのお手伝いさん？』
「何故それを…！？」
パソコンの映像を見る限り、快斗は上手くいっている。
だからマイクを外し、快斗に声が聞こえないようにした。
妃奈乃『これに変装し続けるのも大変なのよね。』
また一回転した秘書は、先程の顔に戻った。
『私はガーネット。今回の宝石の事は私が計画を立てたの。』
「計画？」
ｶﾞｰﾈｯﾄ『知っているでしょう？そうねぇ、世間一般では"赤の組織"。』
！？
「赤の、組織…。」
ｶﾞｰﾈｯﾄ『あぁでも一般では出てないか。』
「どうして貴方がここに？」
ｶﾞｰﾈｯﾄ『言ったでしょ？私が今回赤の組織を動かしてるの。』
今回、という言葉が引っかかる。
「そうじゃなくて、そんな貴方がなぜ私に会いに来るの！」
ｶﾞｰﾈｯﾄ『あなたを………消すため。』
「消す？」
ｶﾞｰﾈｯﾄ『貴方のご両親と同じようにね。』
「両親！？」
ｶﾞｰﾈｯﾄ『えぇ……っ、何？』
ガーネットはイヤホン越しに何かを話す。
ｶﾞｰﾈｯﾄ『分かった。今から行くわ。』
「っ…！？」
ｶﾞｰﾈｯﾄ『命拾いしたわね。』
ヒールを鳴らしながら立ち去ったガーネット。
「何、今の……。」
数分して意識がやっと正常に戻る。
パソコンを見ると、赤いマントを羽織った人達に追いかけられている快斗が。
「っ…快斗！」
『お前！今までなんで切ってたんだよ…！』
「後で話す！とにかくそこを右！」
『分かったよ…！』
もう1つパソコンを出し、今まで調べてきた美術館内の地図を開く。
「次はそこを左！」
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ピコピコハンマー - 「気をつけて」は「を」です！とっても面白い作品です！これからも頑張ってください！！ (2021年6月19日 9時) (
レス) id: a1310badd0 (このIDを非表示/違反報告)
魔理華 - 楽しみに待ってます！ (2019年7月15日 20時) (レス) id: 28703d16e4 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - 魔理華さん» ありがとうございます！頑張りますっ！ (2019年7月13日 0時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
魔理華 - 面白かったです！続きが気になります！更新頑張ってください応援してます (2019年7月12日 7時) (レス) id: 28703d16e4 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - 黎夢さん» ご指摘ありがとうございます！当方あまり弓道に詳しくなく、調べた限りの事で更新しておりました…。良ければ、改善点を教えていただけないでしょうか？ (2019年7月8日 10時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セツ
| 作者ホームページ：
作成日時：2019年5月25日 11時
