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快斗 side



次郎吉『この部屋には重量センサー付きで火気厳禁。監視カメラは6台。』



園子『また随分厳重に…。』



コナン『でも全部壁ガラス張りだよ?』



そう、このホールは壁が全てガラス張り。



外からも丸見え。



「これじゃ、キッドが入っても外から見れちゃうわね。」



蘭『確かに!これじゃあすぐ捕まえられるわね!』



いやまぁ、そう簡単に捕まるわけにはいかねぇけど。







蘭『そろそろキッドの予告時間ね…。』



「ちゃんと来るのかしら。」



園子『あったり前でしょ!キッド様が約束を破ったことなんてないわ!』



蘭『約束って…。宝石を盗む"予告"でしょ!』



コナン『あはは…。』



遊佐『…お嬢さん、ちょっと良いですかな?』



「え、私?」



遊佐『えぇ。』



遊佐氏に呼ばれた俺は、渋々ついて行くことにした。



まぁ良い感じの所で抜け出せば良いだろ。



遊佐『こっちだ。』



staff onlyと書かれたドアを開け、どんどん奥へ行く遊佐氏。



「う、わっ!?」



個室に引っ張りこまれると、いわゆる床ドンとやらをされた。



って、何すんだクソジジイ!?



遊佐『可愛い顔してると思ってたんだ。』



なっ…!



俺は時間ねぇんだよ!



つかキモいし!



「離してください!」



遊佐『叫んでも無駄さ。そろそろキッドが来る頃だろうしね。』



来ねぇよ!



つかなんなら行きてぇよ!



ほんとにこれがA本人じゃなくて良かった…。



「は、なせっ…!」



『何やってんの、おじさん。』



聞き覚えのある声が聞こえる。



遊佐『なんだ君は。』



『あんたが呼んだんたろ?』



遊佐『怪盗、キッド…。』



なっ!?



振り返ると、目の前には確かに"俺"が居た。



『さぁ、お嬢さん。お迎えですよ。』



俺に引っ張られ、遊佐氏から逃げ出す。



「A…?」



『私の顔でなんてことされてんのよ。』



「やっぱり…。何やってんだよ…!」



スタッフ用の部屋に入る。



『…これ気づかなかったの。』



髪飾りを取られ、内蔵されている小型カメラを出す俺…いや、A。



『ほら、早く着替えて。手伝うから。』



立ち上がり、マントを使って服を取り替える。



目の前には、いつものAが居た。



「行ってらっしゃい、快斗。」



『あぁ。』

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ピコピコハンマー - 「気をつけて」は「を」です!とっても面白い作品です!これからも頑張ってください!! (2021年6月19日 9時) (レス) id: a1310badd0 (このIDを非表示/違反報告)
魔理華 - 楽しみに待ってます! (2019年7月15日 20時) (レス) id: 28703d16e4 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - 魔理華さん» ありがとうございます!頑張りますっ! (2019年7月13日 0時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
魔理華 - 面白かったです!続きが気になります!更新頑張ってください応援してます (2019年7月12日 7時) (レス) id: 28703d16e4 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - 黎夢さん» ご指摘ありがとうございます!当方あまり弓道に詳しくなく、調べた限りの事で更新しておりました…。良ければ、改善点を教えていただけないでしょうか? (2019年7月8日 10時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:セツ | 作者ホームページ:   
作成日時:2019年5月25日 11時

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