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カランカラーン
ポアロのドアを開けると、皆の視線が一気にこちらに来た。
蘭『A！』
「本当に貸切…。梓さんに安室さん、良かったんですか？」
梓『大丈夫よ。マスターも今日はお客様がいないからって。』
ニコッと笑う梓さん。
安室『それに、弓道の大会で準決勝に進むなんて凄いことですから。』
「はは、ありがとうございます。では優勝した時もお願いしようかな？なんて。」
クスリと笑い、冗談を言う。
園子『Aが言ったら冗談に聞こえないわ…。』
「まぁ目指してますから。」
青子『あ、ねぇAちゃん。快斗が…。』
「ん？」
コソコソと耳元で囁く青子。
聞かれちゃまずい事らしいので、隅っこの席に座った。
青子『快斗、帰っちゃったんだよね。』
「え…。」
青子『ご飯は適当に食べるからAは皆と楽しんでろーって。』
快斗、帰ったんだ。
まだ"おめでとう"の言葉を聞いていないのに。
「…そう。分かったわ。ありがとう。」
青子『良かったの？』
「えぇ。」
コナンくんも居るから、気まずいだろうし。
でも、ちょっとだけ寂しいな…なんて。
何弱気になってんのよ。
ふと視線を逸らすと、ポアロの外に見覚えのある顔が。
「なっ…何してんの？ 」
有紗『ほら、バレた。』
葵『だってー。』
そこに居たのは、有紗と葵。
私は一旦外に出て、2人の前に立つ。
有紗『葵が気になるから着いて行こって。』
葵『気になったんだもん…。それにここってイケメン店員がいるカフェでしょ！？』
安室さんのことか…。
「ポアロ、ね。」
少し立ち話をしていると、和葉がポアロから出てきた。
和葉『Aちゃん。蘭ちゃん達が呼んでるで？』
「今行くわ。…あ、蘭達に有紗と葵も入っていいか聞いてくれない？」
有紗、葵『えっ？』
「何、嫌なら良いけど。」
葵『…！行く！行こうよ有紗！』
有紗『はいはい。』
和葉『わかった。聞いてくるなー。』
和葉が中に入り、暫くすると中でOK、の指をしている蘭と園子。
「行くわよ。」
ポアロに入り、軽く皆が自己紹介する事に。
葵『真田葵です！』
有紗『河合有紗です。』
蘭『私たちは知ってるよね。2人は遠山和葉ちゃんと服部平次くん。どっちも大阪の子だよ。それでこの小学生が、江戸川コナンくん。』
葵『可愛いー！』
あぁ、捕まったな。
コナンくん。
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ピコピコハンマー - 「気をつけて」は「を」です！とっても面白い作品です！これからも頑張ってください！！ (2021年6月19日 9時) (
レス) id: a1310badd0 (このIDを非表示/違反報告)
魔理華 - 楽しみに待ってます！ (2019年7月15日 20時) (レス) id: 28703d16e4 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - 魔理華さん» ありがとうございます！頑張りますっ！ (2019年7月13日 0時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
魔理華 - 面白かったです！続きが気になります！更新頑張ってください応援してます (2019年7月12日 7時) (レス) id: 28703d16e4 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - 黎夢さん» ご指摘ありがとうございます！当方あまり弓道に詳しくなく、調べた限りの事で更新しておりました…。良ければ、改善点を教えていただけないでしょうか？ (2019年7月8日 10時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セツ
| 作者ホームページ：
作成日時：2019年5月25日 11時
