新一&コナン誕生日記念specialstory(34話)/新蘭です/ ページ34
コナン『A、姉ちゃん?』
リビングがある三階の方まで上がるも、誰も居ない。
どういう事だ?
頭を悩ませていると、目の前に紙がヒラヒラとなびいていた。
コナン『なんだこれ。』
ドアに貼られている紙を取り、文字を声に出して読む。
コナン『ポアロで待っています。小さな名探偵さん。』
……?
ポアロは定休日じゃなかったのか?
まぁ、下に行ってみよう。
階段を降りると、やはり定休日の札が掛かっており、中も朝とは思えないくらい暗い。
入っていいのか?
けどポアロに来いって書いてあるしな…。
コナン『お邪魔しまーす…。』
カランカランとベルを鳴らし、中に入る。
そして、1箇所にだけ明かりが点った。
蘭『Happy Birthday to you。Happy Birthday to you。』
コナン『え、えぇ…?』
蘭『Happy Birthday dear?』
皆『コナン/コナンくん/江戸川くん!!!!』
コナン『はっ…?』
蘭『Happy Birthday to you!!ほら、コナンくん火消して?』
ケーキを持った蘭が近付いてくる。
そして俺の顔がある高さまで腰を下ろし、ケーキを差し出してきた。
俺は戸惑いながらもロウソクに灯った火を消す。
すると、パッと電気がついた。
そこには、沢山の人が。
蘭、園子、世良、Aちゃん、服部、和葉ちゃん、おっちゃん。
元太に光彦に歩美、灰原と博士も。
そしてこの店の従業員である梓さんと安室さん。
あとは…昴さん基赤井さんと、母さん、父さん。
コナン『おめーら…。』
蘭『ごめんね、コナンくん。皆このサプライズ隠すには外出設定がちょうどいいってなって。』
だけど、おめでとう。と言ってパーティー帽子を被せられる。
元太『なぁー、もうケーキ食っていいかー?』
光彦『ダメですよ、今回の主役はコナンくんなんですから!』
元太『えー、ケチー。なっ、コナン!食っていいか!?』
コナン『え、あぁ。どうぞ。』
元太『やった!いっただっきまー…あれ。』
フォークを持った元太の目の前にあるケーキがヒョイッと上に動いた。
園子『ダメよ。これは安室さん特製ケーキなんだから、コナンくんが最初。』
ほら、こっち来なさいと手招きする園子。
ありがてぇな…ほんと。
コナン『うん!』
子供のような声に戻し、椅子に座った。
蘭『あ、新一のお母さん。新一は…。』
そんな声を耳に掠めながら。
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セツ(プロフ) - 祟璃さん» すみません、キッドの誕生日なら気楽に書けたのですが、新一やコナンくんの誕生日だったので、この小説の夢主と絡ますのは変かな…と。不快に思われたのなら、申し訳ございません。 (2019年5月6日 10時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - こここさん» ありがとうございます! (2019年5月6日 10時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - 明日の不思議さん» 楽しみにしててください(*^^*) (2019年5月6日 10時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - ミョンスさん» ありがとうございます! (2019年5月6日 10時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
祟璃 - キッドとのお話を読みにきたのに突然の新蘭で吃驚しました汗 必要ですかね?いや、新蘭は好きですけど...。 (2019年5月6日 1時) (レス) id: 53235c3c55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:セツ | 作者ホームページ:
作成日時:2019年4月13日 0時