新一&コナン誕生日記念specialstory(35話)/新蘭です/ ページ35
しばらく探偵団の3人と談笑していると、今度は新一の方の携帯が鳴った。
トイレ…はバレるか。
となると…。
コナン『僕ちょっと探偵事務所に忘れ物しちゃったから取りに帰るね!』
小五郎『お、おい鍵は…!』
コナン『持ってる!』
立ち上がり、急いで事務所前まで駆け上がる。
そんで蝶ネクタイ型変声機のダイヤルを新一の声に合わせて…。
新一『よ、よぉー、蘭。どした?』
蘭『新一!あのね、今からポアロ…来れる?』
新一『あー、わり。今事件で忙しくて。』
蘭『そっ、かぁ……。じゃあ後で新一の家に行くね。渡したい物があるから。』
新一『お、おう。昴さんに渡してくれたら…』
蘭『…新一に渡したいの。…ダメ、かなぁ?』
新一『そ、それじゃあ書斎の真ん中の本棚の下から二段目に置いといてくれ。流石にそこまで決めれば俺も帰った時に見れるからよ。』
蘭『うん…。本当は、会って渡したかったけど…。』
新一『わりぃな。』
ほんと、わりぃな…蘭。
蘭『ううん!いいの!あ、それよりね。コナンくん新一と誕生日一緒じゃない?今パーティーしてるんだ。』
新一『あの居候してる奴か。おめでとうって言っといてくれ。』
蘭『うん。分かった。』
新一『あ、それじゃそろそろ切るから。』
蘭『ちょ、ちょっと待って新一!』
新一『ん?』
蘭『えっと…ちょ、園子辞めてよー!』
新一『切るぞー?』
蘭『ダメダメダメ!えっとね…その…誕生日、おめでとう。』
新一『…!おうっ、ありがとうな。』
蘭『うん…!それじゃあねっ!』
ブチッと音を立てて切れた電話。
っはぁ…やばい…。
俺多分顔真っ赤だろうな…。
顔に集まった熱を冷ましてから、ポアロに戻った。
歩美『あ、コナンくん!』
コナン『どうした?』
歩美『元太くんがオードブルほとんど食べちゃったの。』
コナン『元太…。あぁ、大丈夫だよ。』
昼飯は蘭のご飯あるだろうし。
にしても昴さんに後から家行くこと言っとかなきゃな…。
コナン『昴さん!』
昴『どうしたんですか?』
くいくいっと袖を引っ張り、しゃがんでもらう。
コナン『後から多分蘭が家に行くと思うから書斎に入れてあげて欲しいんだ。あと、蘭が来たら連絡欲しい。』
昴『分かった。また後で。』
昴さんは誕生日おめでとう、と一言こぼしてカウンターに行った。
新一&コナン誕生日記念specialstory(36話)/新蘭です/→←新一&コナン誕生日記念specialstory(34話)/新蘭です/
1040人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
セツ(プロフ) - 祟璃さん» すみません、キッドの誕生日なら気楽に書けたのですが、新一やコナンくんの誕生日だったので、この小説の夢主と絡ますのは変かな…と。不快に思われたのなら、申し訳ございません。 (2019年5月6日 10時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - こここさん» ありがとうございます! (2019年5月6日 10時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - 明日の不思議さん» 楽しみにしててください(*^^*) (2019年5月6日 10時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - ミョンスさん» ありがとうございます! (2019年5月6日 10時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
祟璃 - キッドとのお話を読みにきたのに突然の新蘭で吃驚しました汗 必要ですかね?いや、新蘭は好きですけど...。 (2019年5月6日 1時) (レス) id: 53235c3c55 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:セツ | 作者ホームページ:
作成日時:2019年4月13日 0時