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No side
コナン『電話……。げっ。』
コナン…否、新一のケータイに掛かってきた電話の相手は"毛利 蘭"。
コナンは他の皆にバレないよう、その場からはけた。
一方その頃蘭は…。
蘭『Aから貰ったクローバーの意味…電話してもいいよね。』
よし、と意気込んだ蘭は"工藤 新一"に電話をかけた。
蘭『あ、もしもし…新一?』
新一『どうした?』
蘭『えーっと…久し振り。』
新一『お、おう…。』
付き合って間もない彼らは、まだ緊張しているようだ。
蘭『あのね、新一。Aから四つ葉のクローバー貰ったんだけど…意味って知ってる?Aが新一にあげなって…。』
新一『齋藤が…。』
蘭『うんっ。新一なら四つ葉のクローバーの意味知ってるんじゃない?って。』
新一『意味…意味…。』
蘭『新一?』
ここで、黙り込んだ新一(コナン)の方を見てみようと思う。
コナン『意味…意味…。』
コナン(四つ葉のクローバーは一枚一枚に意味があるけど…総括したら…確か"真実の愛"。んなこと蘭に言ったら…。)
ボンッ
顔が赤く染まる。
蘭『新一?』
コナンは慌てて蝶ネクタイ型変声期を口元に当てた。
コナン『あ、あぁ…あれだ。その…。』
蘭『…?』
コナン『真実の、愛…。』
蘭『え、えぇ!?』
コナン『あ、わりぃ。次の依頼者と会う時間が近いんだ!切るぞ!』
蘭『ちょ、しんい((ブツッ』
新一基コナンは電話をブツっと切った。
顔を真っ赤にして。
蘭(な、なんなのよもうー!事件事件って!でも…これの花言葉って真実の愛、だったんだ。……押し花にして新一に…いやいや、恥ずかしすぎるよ!)
こちらもまた、同じく顔を赤くしていた。
蘭(で、でも新一って良く本読むから…。そ、そうよ!それならちゃんと使ってくれる…!)
そして四つ葉のクローバーを新一に渡す口実が出来た蘭は喜んでいた。
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セツ(プロフ) - 祟璃さん» すみません、キッドの誕生日なら気楽に書けたのですが、新一やコナンくんの誕生日だったので、この小説の夢主と絡ますのは変かな…と。不快に思われたのなら、申し訳ございません。 (2019年5月6日 10時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - こここさん» ありがとうございます! (2019年5月6日 10時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - 明日の不思議さん» 楽しみにしててください(*^^*) (2019年5月6日 10時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - ミョンスさん» ありがとうございます! (2019年5月6日 10時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
祟璃 - キッドとのお話を読みにきたのに突然の新蘭で吃驚しました汗 必要ですかね?いや、新蘭は好きですけど...。 (2019年5月6日 1時) (レス) id: 53235c3c55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:セツ | 作者ホームページ:
作成日時:2019年4月13日 0時