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快斗 side
青子『快斗ー!ご飯!』
『あー、うるせーうるせー。』
青子の家に俺、紅子、白馬、恵子の5人で集まり、怪盗キッドを捕まえるための作戦を立てている……らしい。
紅子と白馬はニヤニヤしているが。
…にしても、Aまだ帰ってこねぇのか。
家の電気がついていない。
青子『快斗?ほら、食べなさいよ早く。』
目の前に出された豚のしょうが焼きを食べる。
青子の料理も美味いけど、今ではすっかりAの作る料理にハマっている。
恵子『ねぇ青子。』
青子『んー?』
恵子『捕まえるって言っても具体的に何するの?』
青子『そりゃあ、私達も警官に変装するのよ。』
『はぁ?誰がどうやって。』
青子『…やけに食い気味ね。』
『そ、そりゃあマジックしてる身としては?気になるだろ。』
青子『そうねぇー。なら快斗がしてよ。』
『は?』
青子『快斗の変装術?ってやつを私達にもして見せて?』
まさかコイツ…。
『まだ俺の事疑ってやがんのか。』
青子『だって!前は快斗に変装してたのよ!?それに、私の家に快斗が居る時に快斗の家の電気が着くっておかしいじゃない!普段から変装してるんじゃないの?』
ジトーッと怪しい目で見てくる青子。
恵子『まぁまぁ青子。』
紅子『可能性は少ないわ。怪盗キッドは宝石を盗む時に現れるんだから。知り合いでもない黒羽くんに今から変装するのはおかしいと思うの。』
青子『…そっか……。』
そうだよね、と納得した青子。
『ま、電気がつくのは多分あれだろ。親戚が時々掃除に来てくれるからそれだろうな。』
青子『えー、青子もするのにー。』
『いいんだよ。んじゃ、俺は帰るから。』
青子『え、ちょっ、もう帰るの!?』
『おー。キッドを捕まえるのは難しいと思うぜー。』
そう言い残して青子の家を出る。
自分の家に戻ると、Aのローファーがあった。
『もう帰ってんのか…。』
リビングまで上がると、ソファーで無防備に寝ているAが。
……幸せそうに寝やがって。
近くからブランケットを出してきて、Aの体にそっと掛けた。
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セツ(プロフ) - 祟璃さん» すみません、キッドの誕生日なら気楽に書けたのですが、新一やコナンくんの誕生日だったので、この小説の夢主と絡ますのは変かな…と。不快に思われたのなら、申し訳ございません。 (2019年5月6日 10時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - こここさん» ありがとうございます! (2019年5月6日 10時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - 明日の不思議さん» 楽しみにしててください(*^^*) (2019年5月6日 10時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - ミョンスさん» ありがとうございます! (2019年5月6日 10時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
祟璃 - キッドとのお話を読みにきたのに突然の新蘭で吃驚しました汗 必要ですかね?いや、新蘭は好きですけど...。 (2019年5月6日 1時) (レス) id: 53235c3c55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:セツ | 作者ホームページ:
作成日時:2019年4月13日 0時