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「4人に会いたいよぉぉぉ…。」
柚『あんた、別れてから5分しか経ってないわよ。』
今は皆それぞれ自分の部屋で荷物をまとめている。
私もゆっくりと手を動かしながらも、服やタオルをキャリーバッグに入れていく。
会いたいぃぃぃぃ…。
推しに会いたいよぉぉぉ…。
「終わったよ…柚ちゃん。」
柚『はいはい。皆もう1階まで行ってるから、行くわよ。』
「はーい。」
階段を降りていくと、ホールのようになっている場所にもう皆が集まっていた。
杏奈『…?なんか元気ないね?』
柚『あぁ、ちょっと色々あってね、この子。』
真央『そうなの?大丈夫?』
「うん…大丈夫。」
希『…あれ、ケータイ鳴ってるよ?』
「…あ、私だ。」
ポケットに入れていたケータイを取り出すと、さかたんからLINEが来ている。
開くと、
悠2階見てみ。
と、一言だけ添えられていた。
2階…?
1階には天井が無く、吹き抜けになっている。
顔を上にあげ、グルッと見回すと、4人が手すりにもたれかかっていた。
荷物を置き、近くまで走る。
「どうしたんですか?」
坂田『あー、まぁ一応俺らもここで降りるからね。2階まで降りてきたんよ。』
「なるほど…。」
志麻『かわい子ちゃん達多いねー。』
「…志麻さんそれギリギリアウトです。」
センラ『せやで、志麻くん。』
うらた『にしてもこの高校ってお金持ち高校じゃなかった?』
「んー…まぁそう言われてますけど、皆馬鹿やってますよ。」
坂田『ねーねー下行っていいー?』
志麻『あ、俺も。』
「へっ!?」
とか言いながらもう降りてきてるしまさか。
センラ『何してるんですか。顔バレしますよ。』
センラさんには呆れられる始末。
うらた『そうだぞ、戻ってこい。』
坂田『えー。』
ぶーぶーと口を尖らせているさかたん。
「あはは、私もそろそろ戻りますね。」
坂田『はーい。』
渋々戻って行った。
だけどまーしぃは私の前に居て動かない。
「…?」
志麻『凛ちゃんが1番やからな。』
「なっ…ここまで溜めてそれですか。」
志麻『うん。まぁ、今度ライブ来てぇな。』
ふっと笑い、私の頭をぐしゃぐしゃと撫でたまーしぃ。
「…!!!」
推しパロメーター変わりました、うん。
浦■■■■■■■
島■■■■■■■■■■■■←new✨
坂■■■■■■■■■■■■
船■■■■■■■
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関西風しらすぅ@坂田家 - 浦島太郎ってうちのお母さんと間違え方完全一致してて草 (2019年5月11日 22時) (レス) id: f34e486c2f (このIDを非表示/違反報告)
まお - お友だちと名前被った…。 (2019年5月6日 19時) (レス) id: 617dab01fc (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - 続編ありがとうございます!!楽しみに待ってます! (2019年4月2日 10時) (レス) id: 7db9f137d3 (このIDを非表示/違反報告)
海(プロフ) - 続編嬉しいです!楽しみにしてます!頑張ってくださいね (2019年4月2日 2時) (レス) id: ba67b17bbf (このIDを非表示/違反報告)
アミ(プロフ) - 続編本当にありがとうございます、、!これからも楽しみに待ってます! (2019年4月2日 1時) (レス) id: 5b4874d6d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:セツ | 作者ホームページ:
作成日時:2019年3月10日 12時