story 4 ページ6
『うんまっ！やっぱAの料理は別格やなぁ〜。』
海斗『え、そうなん？俺にも1口ちょーだい。』
『ちょ、あかんあかん！これは俺のやからー。』
取られかけた卵焼きをパクッと食べる。
瑠衣『カイくん、私のならあるけどー？』
海斗『…！もらうー！』
あー、と口を開ける海斗。
瑠衣ちゃんはその口に卵焼き…じゃなくて、に、人参？
海斗は目を瞑ったままやから、何が入れられたか気づいてない。
海斗『んー…ん？これ…人参やんけ！渡辺のあほ！』
瑠衣『あっれれー？カイくんったら人参も食べれんのー？』
海斗『人参は人類が食べるものやない！』
『いや、れっきとした食べ物やから。…てか、瑠衣ちゃん海斗が人参嫌いなこと知ってたん？』
瑠衣『まーね。』
にこりと笑った瑠衣ちゃん。
…この2人、できとんやろか。
それやったら面白いけどなぁ…。
勝手な妄想を膨らませていると、隣でカチャンッという音が鳴った。
「ご馳走様。」
瑠衣『え、はやっ！』
「喋ってるのが悪い。」
あー、Aはご飯食べよる時騒がしいの嫌いなんやったっけ…。
喋るのはいいけど、うるさいのは嫌って昔怒られた記憶が…。
「じゃ、私先行くから。」
瑠衣『えっ…ちょっと！』
ガチャンッと大きな音を立てて閉まった屋上のドア。
海斗『お、怒らせ…た？』
『大丈夫、俺らが騒がしいのが気に食わんかっただけや。…まぁ、行かんかったら行かんかったで次の日さらに機嫌悪いけどなぁ。』
なんだかんだ食べよった弁当の最後の一口を口に入れて、弁当箱を閉じた。
『じゃ、ちょっと行ってくる。』
瑠衣『私m…((海斗『渡辺は俺とここで話すことあるから。』……あー、なるほど…分かった。』
『ほな。』
屋上を出てすぐの空き教室に足を進める。
中を覗くと、案の定窓の冊子にもたれかかって外を眺めとるAが。
『A。』
「…志麻…。何しに来たの。」
顔をこちらに向けないまま会話をする、なんて変な状況。
『別にー？あ、強いていえばAに会いに来た。』
「は、馬鹿じゃないの。」
『ごめんごめん。』
隣に行き、頭を撫でる。
「何するんよ、離せ。」
バシッと手を払われた。
『もー、相変わらず酷いなぁ。』
「…別に。」
それだけ言い残して教室を出てったA。
『ほんとは甘えん坊やのになぁ…。』
ボソッ…と呟いた。
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志音@リス,ラ, - 志麻くんカッコいい…上手くかけてますよ！(誰目線)めっちゃ志麻くん！(?)更新待ってますね！！ (2019年4月7日 11時) (
レス) id: 0f8bb6f46c (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - 宇宙人(^q^)さん» まじですか…。やっぱり在り来りな名前じゃ被っちゃいますね…。 あ、頑張りますd('∀'*) (2018年8月8日 7時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
宇宙人(^q^)(プロフ) - どうでもいいことやけど｢結愛｣てっ人学校におるw あっ これからも頑張ってください(^-^)ゝ゛ (2018年8月8日 1時) (レス) id: 5735cf3e3a (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - まお@USSS.loveさん» まーしぃ上手く書けるかな…。不安なのですが、志麻リスさんの子達に納得して貰えるような物を書きたいと思います！ (2018年8月6日 13時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - あいら ＠crew⇔志麻リスさん» ありがとうございます！イケメン系の女の子書くのは初なので、頑張ります！ (2018年8月6日 13時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セツ
| 作者ホームページ：
作成日時：2018年8月5日 16時
