story 12 ページ14
「…ま！…まってば！……志麻！」
『んー…？』
「もう夕方やよ…。」
『え、まじで！？』
ガバッと起き上がり、時計を確認する。
時計は4:23を指している。
『まじかぁ…。』
いつの間にか寝とったんやな…。
「急におらんなっとるし、探させんといてよ。」
『ごめんごめん…。』
「…別に、おったからええ。」
ベッドに腰をかけるA。
パチッと目が合った。
そこからずっと見つめ合い、目が離せない。
Aは顔を少し赤くする。
…これは、ええんかな…？
ずいっと近づくと、目を瞑った。
『…！？』
肩に手を置き、顔を近づける。
Aとの距離はあと数センチ。
ピーンポーン ピーンポーン
そのタイミングでインターフォンが鳴った。
思わずバッと離れる。
Aもハッとしたようにこちらを睨んだ。
いや、受け止めようとしたんAやし！
俺は渋々玄関に行き、ドアを開けた。
海斗『よっ！』
『…なんやねん、海斗かよ。』
海斗『なんやって酷いなぁ！』
瑠衣『あ、月崎。』
隣のAの家の前にいた瑠衣ちゃんがこちらに来る。
瑠衣『あんた、朝Aと手繋いでたわよね？ん？』
『あ、はは…。』
「志麻、誰だった…って、瑠衣！」
瑠衣『はぁ！？なんでAがここにっ！？』
まさか、とギロりと睨まれる。
瑠衣『月崎ィィ！！』
『ひぃっ…ごめん！』
俺は海斗と瑠衣の手にあったプリントを奪い取り、勢いよくドアを閉めた。
そしてそのまま鍵もかける。
ドンドンドンドンッ
瑠衣『コラァ！出てこんかい！』
『無理無理無理無理！』
海斗『あ、そのプリント良く見といてなぁー。じゃ、帰るで。』
瑠衣『はっ、ちょ、引っ張んなし！』
段々と遠のいていく声。
「…何があったん？」
『Aは知らんでええ事やで…。』
「ふーん、そっ。で、そのプリント何？」
『んー？』
プリントを覗き込む。
『えっとなー、"修学旅行日程"……修学旅行かぁ…。』
「うげ、やだ。行かない。」
『えー、行こうやー。』
「大体なんで高校は2年で修学旅行なわけ。意味わからん。○ね。」
『ちょ、嫌がりすぎやろ。』
口悪いにも程があるって…。
「とにかく、私は行かない。」
また家にズカズカと入っていったA。
今思ったけどさ、俺の家におるのは抵抗無いんやね。
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志音@リス,ラ, - 志麻くんカッコいい…上手くかけてますよ！(誰目線)めっちゃ志麻くん！(?)更新待ってますね！！ (2019年4月7日 11時) (
レス) id: 0f8bb6f46c (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - 宇宙人(^q^)さん» まじですか…。やっぱり在り来りな名前じゃ被っちゃいますね…。 あ、頑張りますd('∀'*) (2018年8月8日 7時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
宇宙人(^q^)(プロフ) - どうでもいいことやけど｢結愛｣てっ人学校におるw あっ これからも頑張ってください(^-^)ゝ゛ (2018年8月8日 1時) (レス) id: 5735cf3e3a (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - まお@USSS.loveさん» まーしぃ上手く書けるかな…。不安なのですが、志麻リスさんの子達に納得して貰えるような物を書きたいと思います！ (2018年8月6日 13時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - あいら ＠crew⇔志麻リスさん» ありがとうございます！イケメン系の女の子書くのは初なので、頑張ります！ (2018年8月6日 13時) (レス) id: 387ee06ba6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セツ
| 作者ホームページ：
作成日時：2018年8月5日 16時
