悪女にログインしましたⅤ【呪術廻戦】 (ページ1)

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ワンモアタイム？ページ1

『……………………え？』

今なんて言った？

ボクジャダメカナ？？？？

五「こんな風に漬け込むのは汚いやり方だとは思ってる。けどAの苦しそうな顔を見るのはもう嫌なんだ」

『五条は私の事がすきなの…？』

五条の言葉に驚きすぎて酔いが一気にさめてしまった

五「うん。すきだよ」

『いつから？』

五「高校の時から」

『え？でもその時は愛莉じゃ…』

高校の時なんてうそだ

だってその頃はまだ愛莉に未練があったはずじゃ

五「未練はあったさ少しね。でもそれはすぐ消えたよ」

『じゃあどうして？私と夏油のこと応援してくれていたよね？』

五「応援はしてた。けど僕も好きだったんだよ」

理解が追いつかない

情報量が多すぎて頭がショートする

『なんで、応援してくれたの…』

五「あの時僕がAをすきと言ったら付き合ってくれたの？」

『えっいや…付き合わない、と思う』

五「でしょ？邪魔したくなかったんだよ」

じゃあ五条はずっと、今の私と同じ思いを…

『………………ごめん。』

五「なんでAが謝るのさ。悪いのは親友の女をすきになった僕だよ」

ちがう

五条は全く悪くない

『五条は、五条は…悪くない、よ…』

涙がボロボロ出て止まらない

五条がどれだけ辛かっただろうか。

五「あーもう泣かないでよ」

優しく涙を拭いてくれる五条

『ほんとに、ごめん。私全然気づかなくて…』

五「気づかれないようにしてたから当たり前だよ」

五条は私の頭をそっと撫でてくれる

ふと夏油のことを思い出してしまう自分に腹が立つ

五「改めてさ、僕じゃダメなのかな」

すごく嬉しい

嬉しいけど

『……私はまだ夏油のことがすき』

やっぱり夏油が頭から離れない

これはもう1種の呪いだ

五「あーーーーーーーーーやっぱりか」

『…………………ごめん』

五「僕ならAを悲しませたりしないのにな〜！顔よし！スタイルよし！オマケにお金持ち！こんな優良物件ないよ〜？？｣

『ふふ、自分で言っちゃうんだ』

五「そりゃね！」

明るく振舞っているけど
絶対五条は辛いはずだ

ほんとに良い奴だ

『五条』

五「なに？」

『ありがとう』

五条のことをすきにはなれないけど

友達としてなら大好きだ

五「こちらこそ。んじゃもう寝なよ、おやすみ」

五条は部屋を出ていった

五「あーあ振られちゃった、」