悪女にログインしましたⅤ【呪術廻戦】 (ページ2)

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話したいページ2

私は今夏油傑の家の前にいる

無理なのはわかってる
けれど諦めきれないんだ。しつこいって思われるかな

『ふぅ…』

意を決してチャイムを鳴らす

すると

天「はいはーい。ってなんだあなたか」

心臓が止まりそうだった

もしかして夏油の家に住んでいるの…？

『……夏油と話がしたくて』

天「無理だよ〜だって傑は私の彼氏だから♡」

こいつ…

『少しでいいの。話をさせて』

天「…なに？もしかしてまだ未練があるの？きっも〜てか今傑家にいないし」

少しイラつきはじめた美麗

だが突然クスクスと笑い始めた

天「あんたってほんとバカだよねぇ」

『……は？』

天「傑と話し合えばより戻せると思ってる？」

実際少し思っていた

でもまずなぜ急に美麗をすきになってしまったのか聞きたかったんだ

『別に…』

天「思ってるでしょ？それが無理なんだよね〜」

『どうしてそう言い切れるの』

天「あれ？もしかしてまだ気づいてないの？」

『…どういうこと』

天「特級のくせにわかんないんだ！まあそっかうちの家系の術式全くバレないもんねぇ。あの六眼でさえ！」

は、？

術式？六眼？どういうこと？

『何を言ってるの…？』

天「私の術式知ってる？」

『…知らないけど』

天「私の術式は"洗脳"ができるの」

『ぇ』

その言葉で全て理解してしまった

天「呪霊よりも人間に効きやすいのよねぇ私の術式。しかも！よりたくさんの呪力がこもってる人間が1番効きやすいの！」

『あん、た…！！！』

じゃあ夏油は操られていただけ…

よかった…！よかったぁぁ…！！！

喜びと同時に美麗への怒りが芽生える

『その術式はどうすれば解けるの』

天「え〜教えるわけなくない？」

『…血が流れることになっても？』

脅すのは卑怯だとわかってる

だがこんな状況だ脅すことしかできない

天「それさ呪術規定に反するんじゃないの〜？」

『仲間同士の争いはダメだ。けれどお前は仲間か？どう見ても呪詛師側にしか見えないな』

天「うっわーひどーい」

夏油が操られているとわかればこいつは処罰されるだろう

だがその証拠が見つからない

普通は夏油を見れば呪力の流れが違うとわかるのに
なぜ分からなかったんだ

さっきこいつは家系がどうちゃら言ってたな

調べる必要がありそうだ

『………今日はここら辺にしておくが今度会った時が最後だと思え。お前の人生もな』

天「こっわーい｣