異能力者と名(×)探偵！？《弐》【文スト×コナン】

乱歩と文豪 ページ25

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どうして。

どうしてあいつが乱歩くんの本名を知ってる？


少し、探られてるフリして探ってみよう。


『思い出した。江戸川。居たわ。』


コ｢えっ！……それって、もしかして江戸川乱歩？｣


やっぱり。何故だ？何故ここに、異世界に、

乱歩くんの名前が出回っている？



偶然？それにしては奇天烈な名前すぎるだろ(失礼)



『……江戸川乱歩？誰だそれ。

私の知ってる江戸川はサエコだが。』



そんな奴はおらんけど。



コ｢えっ、江戸川乱歩知らない？有名な文豪なのに。｣



『……文豪？』



コ｢……うちに本あるけどくる？興味あるなら貸すよ！

超面白ぇんだ！！

俺が探偵目指すきっかけになってるんだよ！｣


『素が出てるし、
貴様の探偵目指したキッカケとかゴミより興味無い。

……けど、そんなに言うなら読んでみるよ。』



コ｢マジで！？今から帰る？うち来いよ！｣


『……腹立つわその感じ！何？
急に口調が男子高校生に戻ったじゃん。

タメだと思ってる？私のが年上だからな？』



コ｢わ、わりぃわりぃ！で、どうする？｣



『……はぁあ、行くよ。』



くそ、図書館とかにすれば良かったかな……。

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