守りたい人がいる。 (ページ7)

今日:6 hit、昨日:3 hit、合計:5,491 hit

5話ページ7

オーバーホールside

にこにことくえない笑顔を浮かべこちらを見ている少女に

嫌悪感を感じるものの、表情に出さず、考えを巡らせる。

確かにこいつと組めば今まで難航していた個性を破壊する

弾の開発、そしてその弾の売買ルート、ヒーロー側の情報

欲しかった物が手に入る。ウチが裏の世界の支配者になる

ための大きな一歩となる。ヴィラン連合を通じて、知り合

った義爛だったがいい仕事をしてくれた。こんなにも便利

で有効的な人間は、世界を探してもそういないだろう。

しかし、こいつと組んで本当にいいのだろうか。

こいつが、個性の説明をした後、音本に個性を吐かせたが

説明の通りの個性だった。なのに何だこの違和感、何かを

見落としているようなこの嫌な感じ、、、

「廻？」

玄野に名前を呼ばれ、ハッとする。

どうやら考えすぎていたようだ。

先程と同じようなを浮かべ続けている少女を一瞥し、

『わかった、契約を結ぼう。これからしっかり役にたって

くれよブラックドール。』

「ふふ、ありがとうございます。これからよろしくお願いし

ますね。オーバーホール。」

人形のように整った笑顔の少女がそこにはいた。

追加設定
ブラックドール、Aの裏で通っているブローカー名

ブラックドールは、天才ブローカーとしてその名が知れ

渡っている。なぜブラックドールなのかは本編で。

注意事項
私自身、初めての作品となります。そのため直しが多く、

時系列がバラバラの場合があります。大変申し訳ないです

また、死穢八斎會についてですが、キャラについては原作

にできる限りそうつもりなのですが、原作でも資料が少な

いこともあり、キャラ崩壊を起こしていたり、呼び方が

ちがったりする場合があります。ご了承下さい。