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9話 ページ11

Aside





『じゃあ、私はこれで失礼するね。』




安室さんは他のお客さんが来たため退席。

もう用はないだろうと思って立ち上がると、コナン君に腕を引かれた。





コ「どっか行くの?」


『え、うん。

私、泊まるとこないからホテル取らなきゃだめだと思って。』






・・・。

先程から幾度なく訪れていた静寂がまた訪れた。






コ「お姉さん。お家わからないの?」


『うん、知らない間に米花町に来ちゃってたから。帰り道、わからなくて…』


コ「…お姉さんって、もしかして方向音痴?」


『え?

うーん、まあ兄さんにはよくそう言われてたかな。』





「へへっ」と笑えば、コナン君は苦笑いを浮かべた。

…あ、でもそんなにお金もってないや。






『ね、コナン君。』


コ「なに?」


『どこか安いホテルって知ってるかな。

私あんまりお金もってなくてね。』





やっぱ地元の方に聞いた方がいいよね。

そう思って1人頷いていると、「じゃあさ」とコナン君に提案をされた。






コ「僕の知り合いのお家に泊まるっていうのはどうかな」



ああ、毛利探偵事務所のことかな。

別にタダで止まらせてもらえるんだったら、どこでも全然構わないけど。

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A. H - 夢主さん天然? この小説おもしろいです!続き楽しみでーす! (2018年4月9日 21時) (レス) id: f4391330ed (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:文さん | 作成日時:2018年4月8日 5時

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