クズの彼女はあかるいいいこ。【ut】［wrwrd］ (ページ3)

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2話ページ3

ut side

俺は、彼女とデートしてたら雨が降ってきて、
お開きになって帰ってた時やった。

そしたら公園に、Aちゃんが居たんや。

Aちゃんは、クラスの中心と言ってもいい存在で、
人気者で、悩み相談もよくしてて、
本当にええ子なんや。

そんなAちゃんが、何でここに、、？

とりあえず、今見つけた風に声掛けるか。

ut「！Aちゃん？！」

Aちゃんはこっちを見ない。

少し目線を動かすだけで、
こっちを見ないし、目にハイライトもない。
聞こえてないのか？
いや、だいぶ大きな声で言ったはず、、
まさか、反応できないほど大変なんか？！

ut「Aちゃん、寒くないん？！大丈夫？！」

少し、彼女の目が揺らいで、
それから完全な【無】になった。

この世の闇を全て注ぎ込んだような、
ブラックホールよりも深いのに、
どこか明るさも感じる、よくわからない目。

いつものAちゃんとは、真反対だった。

そんなことを考えていれば、

『、、鬱島大。』

ut「？！な、なんやAちゃん。」

『僕を、救って。』

そう言って、Aちゃんは気を失った。

どう言うことや。

おかしい点を整理したい、んやけど、、

ut「ここ居たら風邪引くよな、、」

と言うことで、

俺の家連れてくか、、

と思い、Aちゃんを姫抱きすると、、

かっっっっるい。

なにこの軽さ？
幼女か？()
幼女なのか？()

後で問い詰めるか、、(おかん？？)

_______________
移動はカット☆
￣￣￣￣￣￣￣￣￣

Aちゃんを俺のベットに下ろす。

あ、もちろん服の上から拭いて、タオル敷いとるで？

流石にそのままとかはせんよ。

おかしい点をまとめるか、、

一つ目、Aちゃんの様子&目がおかしい所。
二つ目、Aちゃんが俺を『鬱島大』と呼んだ所。
三つ目、Aちゃんが急に気を失った所。

うーん、おかしい。

なんか、Aちゃんの人格が
変わったみたいなんよなぁ、、

うん。
Aちゃん二重人格説に1票！

なにこれ()

とりあえず、
Aちゃんが起きるまで待ちますか、、