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一方その頃
染岡side
クソっ……吹雪の野郎は何も悪くないってわかってるのに……
ザッザッザッザッ
後ろから誰かの足音が聞こえた。
どうやらその正体はAのようだ。
『染岡……染岡の気持ちもわかるよ。僕も一緒に……。まだ日は浅いけど、みんなと一緒にやってきた。だけど…！』
染「わかってる!!!」
Aの言おうとしていた事が何となく分かり、俺はAの話を遮った。
染「奴を嫌うのは筋違いだってのは…でもあいつを……吹雪士郎を認めちまったら豪炎寺の帰ってくる場所がなくなっちまう…！！！」
高ぶる感情に身を任せ、隣に生えていた杉の木をおもいっきり叩いた。
染「俺たちの……雷門のエースストライカーは豪炎寺なんだ！！！！」
『…！！』
染「くそっ………」
『もう、僕達じゃどうしようもできないんだ…。』
染「……。」
『僕だってこの頃試合で本調子が出ないんだ。これが続くと次は僕も…なんて思ったりしてしまう。』
染「お前……。」
『でも、そんな事今は気にしてる暇なんてない。僕達は宇宙人に勝たなくてはいけない。その為には強くならないといけない。だからサッカーが強い吹雪くんが雷門に入って、宇宙人をぶっ倒すんだ！いつか帰ってくる豪炎寺に"雷門中サッカー部"と言う帰ってこられる場所があるように。頑張ろうよ。』
こいつ、こんなに熱い奴だったのか……少し頭を冷やすか。
染「あぁ…。ちょっと1人になりてぇからそこら辺歩いてくるな」
『……うん。気をつけて。』
俺はAを背にグラウンドの方に向かった。
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ゆりりん(プロフ) - 続き読みたい!!…けど全然更新してないみたいだからもう占ツク卒業しちゃったのかな…？ (2021年1月27日 0時) (
レス) id: 9679665185 (このIDを非表示/違反報告)
時雨桜(プロフ) - 続きをください！ (2017年3月17日 15時) (レス) id: e1154a251c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：澪 | 作成日時：2016年12月31日 0時
