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三橋side

屋上で別れる時引き止められた

A「貴志、あのね一つ言っとくアイドルは偶像だよ?嘘という魔法で輝く生き物、嘘はとびきりの愛なんだよ?」

ん?ちょっとなに言ってるかわからないかも

A「彼氏の一人隠し通してこそ一流のアイドル」

A「嘘に嘘を重ねて、どんなに辛い事があってもステージの上で 幸せそうに歌う楽しいお仕事!」

ほんとに幸せなのか??

A「でも、幸せってところだけは本当で居たいよね。」

三橋「そうだなー」

A「皆んな気づいてないけど私達にも心と人生があるし」

A「貴志の彼女としての幸せとアイドルとしての幸せ普通は片方かもしれないけど、どっちもほしい!」

三橋「!!」

A「AAは欲張りなんだ」

知ってる。

よく知ってる。

Aは思ってたより

ずっと図太く

強く

一番星の様に眩しかった

三橋「わかった」

A「えっ?」

彼氏の俺と

ファンの俺の

意見が一致した

三橋「AA!」

Aの幸せがそれだって言うなら従おう

三橋「絶対に幸せにする!だから一緒に幸せになろーぜ!」

A「!!」

だって

Aは

どうしようもないほど

アイドルで

俺は

どうしようもないほど

Aのファンだ

三橋「今は普通の女子高校生のAAを楽しもうぜ」

A「うん!」

A「あ、皆んなにバレちゃうからバラバラに教室行こ!」

三橋「わかった」

初→←秘



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作者名:あーる | 作成日時:2024年3月12日 21時

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