第209話 ページ9
A視点
薬研「鶴丸の旦那が泣くぞ」
A「いやぁ〜迫力あって怖かったし驚いたけど…B級ホラー映画見てるみたいで面白みが少なくてさぁ…」
薬研「鶴丸の旦那が泣くぞ」←
A「テヘペロ⭐︎」←
舌をペロッと出しながら
照れると薬研に『どこに照れる要素があった』
と呆れられてしまい主ショック⭐︎
そんな私たちのやりとりを見ていた
オクタヴィネルのイケメンが…
？「ぷっ…なんだよそれ」
笑った…
無愛想な人かと思ってたけど
そんなことなかったな…
？「…………ゴッホン！お前は寮長の言ってた契約者だろ？お目当てのものは見つかったのか？」
A「ずっと見てたんだから知ってるでしょ？」
？「なんだ｡バレてたのか」
あんなに熱い視線を送られたら嫌でも気づくわよ…
A「…………で？あんた誰？」
ｶｲｴﾝ「カイエン｡カイエン・ラグード」
A「カイエンねぇ…知ってると思うけど私はソラよ」
カイエンと名乗った少年は
興味津々と言わんばかりの顔で
私や薬研をじっと見つめる｡
ｶｲｴﾝ「あぁ、知ってる｡そっちは噂の護衛人だろ？本当に刃物を持ち歩いてるんだな」
A「えぇ」
私を守ように立つ薬研と物吉｡
最初ほど警戒はしてないけど
私に近づく人は気に入らないらしい｡
A「で？私に何の用なの？」
ｶｲｴﾝ「寮長に真偽を確かめに行ってこいって言われて仕方なく」
A「真偽？」
なんのこっちゃ？
私は思わず首を傾げる｡
ｶｲｴﾝ「お前が担保にした護衛人が寮長にこんなことを言ったらしい｡『俺たちは主の力を借りて人の姿を得ている｡だからお前の契約書で無理やり俺の主がチリのカスほど霊力がないお前になっても俺は人の形を失い刀に戻る｡つまり…お前は一生俺たちを手に入れることなどできない』……この真偽を確かめたい」
あぁ…長義言ったんだ｡
まぁ、言っても言わなくても
私の勝利は揺るがないしいっか｡
A「本当だよ｡薬研も物吉も…アズール先輩に預けてる子もみーんな私の力で具現化させてるにすぎない…つまり私との縁が切れればこの世界で彼らが人間の姿を維持することなんてできない」
ｶｲｴﾝ「君は…最初からそれを知ってて…」
A「契約に乗ったわ｡私を怒らせたことを後悔させるためにね」
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氷の妖精姫♪(プロフ) - ルナさん» コメントありがとうございます！気まぐれ更新ですが頑張っていきます！ (8月28日 8時) (
レス) id: 8f37d05276 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - とっても面白いです！！最高です！(´｡✪ω✪｡｀)✧*。続き楽しみにしてます、更新待ってます(*^^*)❤ (8月26日 10時) (レス) id: 50582a260f (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 八丁念仏を出して欲しいです (2023年4月30日 8時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
ふわもこ🐇⸒⸒ - 続きを楽しみにしてます！ (2023年3月31日 15時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
氷の妖精姫♪(プロフ) - 紅さん» コメントありがとうございます！ (2023年3月28日 16時) (レス) id: 171a5b5ca0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷の妖精姫♪ | 作成日時：2022年9月19日 19時
