第207話 ページ7
A視点
ﾕｳ「え？じゃあまだ終わってないんじゃ…」
A「あら、終わってるじゃない｡だって私は秘密の魔導書を持ってこいって言われただけで読めるようにしろとは言われてないわ」
私はにっかり笑う｡
それを見たユウとジャックは苦笑い｡
レオナ先輩とラギー先輩は腹を抱えて笑った｡
薬研「大将はあのアズールに一泡吹かせたいとのことだからユウが博物館から写真を取ってきて一緒に叩き出せばいいと俺が提案したんだ｡とりあえずしばらくは秘密の部屋を探すフリをしようと思う」
A「もちろんモストロ・ラウンジには偵察隊とスパイが混じり込んでるから内部から攻撃する準備は着々と整ってる…」
私は黒い笑みで微笑みアズール先輩の
悔しがる姿を脳裏に浮かべる｡
A「ふふふふふ…契約期間最終日が楽しみね…」
ｸﾞﾘﾑ「ソラのヤツ怖いんだゾ…」
ﾕｳ「怒らせちゃいけない人怒らせたね…」
ﾗｷﾞｰ「さすがにアズールくんが可哀想になってきたッス…」
敵であるアズール先輩が可哀想になってきたと
口々にいう愉快な仲間たち｡
だがそのことが私の耳に入ったのはもう少し先の話である｡
A「ふふふふふふふふふふふ…」
ﾚｵﾅ「………」
流石のレオナ先輩も私の不気味な笑みに
恐怖を覚えたとか｡
ｼﾞｬｯｸ「と…とりあえずソラたちの方針は決まってるんだな」
A「えぇ」
ﾕｳ「後は僕たちが写真を取りにいけば良いだけ…それで全部元通りだね」
薬研「だが問題はそっちだろうな…」
薬研の言葉にユウは首を傾げる｡
薬研「俺たちが条件を達成したことを知らない彼方さんは俺たちが条件を達成できないと踏んでいる」
ﾕｳ「なんで？」
薬研「レオナの旦那の話忘れたのか？秘密の魔導書の前に優秀な魔導師でさえ見つけるのが難しい秘密の部屋を俺たちが見つけることはできないと向こうは思ってる｡何せ俺たちは魔法が使えない人間と刀なんだからな」
薬研の言葉にユウはハッとする｡
薬研「だから正面から大将の邪魔はしないだろう｡するとして監視ぐらいだ｡監視は下っ端でもできる｡つまり……」
A「厄介な人間がユウの邪魔をしに行く…」
ﾕｳ「………」
A「ユウ…少し気をつけた方がいいよ」
ﾕｳ「…………わかった…」
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氷の妖精姫♪(プロフ) - ルナさん» コメントありがとうございます！気まぐれ更新ですが頑張っていきます！ (8月28日 8時) (
レス) id: 8f37d05276 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - とっても面白いです！！最高です！(´｡✪ω✪｡｀)✧*。続き楽しみにしてます、更新待ってます(*^^*)❤ (8月26日 10時) (レス) id: 50582a260f (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 八丁念仏を出して欲しいです (2023年4月30日 8時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
ふわもこ🐇⸒⸒ - 続きを楽しみにしてます！ (2023年3月31日 15時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
氷の妖精姫♪(プロフ) - 紅さん» コメントありがとうございます！ (2023年3月28日 16時) (レス) id: 171a5b5ca0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷の妖精姫♪ | 作成日時：2022年9月19日 19時
