第237話 ページ37
A視点
ﾃﾞｭｰｽ「おいソラ！学園長に聞こえたらどうするんだ！！」
A「だってあの仮面のままアロハシャツって…似合わないのオンパレードでしょ！学園長は気でも狂ったの！？いつものことだけど！！」
ｴｰｽ「いや、オレたちも思ったけど…」
ﾕｳ「あはは…」
ユウも思うところがあるのか
フォローもせずただ苦笑いをするだけだった。
ﾗｷﾞｰ「はいはーい！そこの君たち道のど真ん中に突っ立ってないで、どいたどいた〜！」
ﾃﾞｭｰｽ「ブッチ先輩…って、なんですかその大荷物！？」
バックパックにボストンバック
さらに大きなクーラーボックスを持って
現れたのは、大きな耳と目が特徴的なラギー先輩。
うちの書類たちと
いい勝負ができるほど凄い大荷物だ。
ﾗｷﾞｰ「これッスか？シシシッ、大食堂と購買部の消費期限切れそうな食材貰ってきたんスよ。長期休暇に入るから、毎回タダ同然でくれるんス」
ｴｰｽ「えぇ？でもそんなに食いきれないでしょ」
肥前「ラギーは、近所の子どもたちに沢山の食材を持って帰って、分けてあげるんだとよ」
A「肥前」
ﾗｷﾞｰ「そうッスけど…なんで肥前くんがそれ知ってるんスか？」
ラギー先輩がそう聞くと
肥前はあっけらかんとした顔で口を開く
肥前「サバナクローとオクタヴィネルは要注意人物がいる寮になっちまったからな。1週間のうち2日は短刀か脇差を潜入させて碌なことしてないか監視してるんだよ。昨日、おれがサバナクローの担当だった時にその話を聞いたてわけだ」
A「Oh…私の知らないところでまたなんかやってる…」
ﾗｷﾞｰ「うちに潜入って…気づかなかったッス…」
私が頭を抱えてるとユウが
私の服を少しだけ引っ張っる
ﾕｳ「えっと…彼は？」
A「あぁ…ユウたちは初めましてだっけ？彼は肥前 忠広よ」
肥前「おれは肥前忠広。大業物と名高いが、元の主のせいですっかり人斬りの刀だよ。折れても使い続けたってのは、物持ちが良かったんだか貧乏性だったんだが…」
A「はぁいその話はまた今度！」
肥前「……」
ﾗｷﾞｰ「それ前会った時も言ってたッスね……おっと、冷凍食品が溶けちまう！んじゃ、また、来年ッス〜！」
そう言ってラギー先輩は大量の荷物を両手に
持ち走って鏡の間を抜ける。
．
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 309人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
氷の妖精姫♪(プロフ) - ルナさん» コメントありがとうございます！気まぐれ更新ですが頑張っていきます！ (8月28日 8時) (
レス) id: 8f37d05276 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - とっても面白いです！！最高です！(´｡✪ω✪｡｀)✧*。続き楽しみにしてます、更新待ってます(*^^*)❤ (8月26日 10時) (レス) id: 50582a260f (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 八丁念仏を出して欲しいです (2023年4月30日 8時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
ふわもこ🐇⸒⸒ - 続きを楽しみにしてます！ (2023年3月31日 15時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
氷の妖精姫♪(プロフ) - 紅さん» コメントありがとうございます！ (2023年3月28日 16時) (レス) id: 171a5b5ca0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：氷の妖精姫♪ | 作成日時：2022年9月19日 19時
