第228話 ページ28
A視点
頭を抱えるアズール先輩を囲むなかユウは
アズール先輩に条件だった写真を渡す｡
ﾚｵﾅ「なんだ、この写真……人魚の稚魚どもがわらわら写ってるだけじゃねぇか」
ﾗｷﾞｰ「エレメンタリースクールの集合写真……スかね？なんでこんなのが欲しかったんスか？」
ﾌﾛｲﾄﾞ「あっは、懐かしい｡これ、オレ達が遠足の時に撮った写真だよね」
「見て見て〜」っと私たちに写真を見せてくる
ﾌﾛｲﾄﾞ「ココに、オレとジェイドも写ってる｡そんで……一番隅っこに写ってるのが、昔のアズール！」
ﾕｳ「……え？」
A「………ん？」
「「えっ！？」」
ｱｽﾞｰﾙ「うわああああああああ！やめろ！！！見るな！見ないでください！」
叫びながら咄嗟に起き上がり
フロイド先輩から写真を
奪い取ろうとするが完全回復してない
体で奪い取れるわけもなく
簡単に避けられていた｡
ｼﾞｪｲﾄﾞ「おやおやアズール｡急に元気ですね｡もう少し寝ていては？ここまできたら、諦めた方が気が楽ですよ」
ｴｰｽ「どれどれ？」
私も含めたみんなは写真を覗き込む
ﾚｵﾅ「隅って……」
ﾗｷﾞｰ「もしかして、控えめに見ても他の人魚の2倍くらい横幅がありそうなこのタコ足の子ども……」
ｸﾞﾘﾑ「アズール、オメー昔こんなに丸々と太ってたのか！」
あー｡そう言うことか…
ｱｽﾞｰﾙ「ああぁあああぁああぁあ……ッ！！！」
目尻に涙を溜めながら暴れるアズール先輩
ﾃﾞｭｰｽ「そ、その気持ち、僕にはよくわかるぞ！誰にだって消したい過去はある！僕は何も見なかった！みんなも忘れてやれ！」
ｼﾞｬｯｸ「お前、やたら真に迫ってるな」
ｶｲｴﾝ「フツーに面白いなコイツ…」
カイエンは何を思ったのか
新しいおもちゃを手に入れた子供のように
デュースをじっと見つめていた｡
今、確信したけどコイツ鶴丸と同類だ…
ｱｽﾞｰﾙ「くそぉ……っ！"モストロ・ラウンジ"の店舗拡大と、黒歴史抹消を同時に叶える……完璧な計画だと思ったのに〜〜〜っ！」
ﾗｷﾞｰ「二兎追う者は一兎をも得ずってやつッスね」
ｱｽﾞｰﾙ「同級生の卒業アルバムから写真屋のフィルムまで……昔の写真は全て取り引きで巻き上げ、抹消したんですが……博物館に飾られたこの1枚だけがどうしても合法的に処理出来ずにいたんです…」
ﾕｳ「執念深い！！」
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氷の妖精姫♪(プロフ) - ルナさん» コメントありがとうございます！気まぐれ更新ですが頑張っていきます！ (8月28日 8時) (
レス) id: 8f37d05276 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - とっても面白いです！！最高です！(´｡✪ω✪｡｀)✧*。続き楽しみにしてます、更新待ってます(*^^*)❤ (8月26日 10時) (レス) id: 50582a260f (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 八丁念仏を出して欲しいです (2023年4月30日 8時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
ふわもこ🐇⸒⸒ - 続きを楽しみにしてます！ (2023年3月31日 15時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
氷の妖精姫♪(プロフ) - 紅さん» コメントありがとうございます！ (2023年3月28日 16時) (レス) id: 171a5b5ca0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷の妖精姫♪ | 作成日時：2022年9月19日 19時
