第217話 ページ17
A視点
ﾚｵﾅ「……おっと、もうおでましか｡それ以上こっちに近づくなよ｡契約書がどうなっても知らないぜ」
A「強盗とか凶悪犯が言うセリフ…」
ｶｲｴﾝ「それなー」
A「のぉわぁ！！！」
ｶｲｴﾝ「よっ」
この人いつの間に！？
ｱｽﾞｰﾙ「か、返してください……それを返してください！」
ﾚｵﾅ「おいおい、少しは取り繕えよ｡おすましごっこはもうやめたのか？その慌てぶりを見るに、ユウの予想は当たってたらしいな」
レオナ先輩が嘲笑うかのように言うと
アズール先輩は目を丸くする
ｱｽﾞｰﾙ「なん……だって？ユウさんが…それになんでAさんがここに…！」
A「なんでって…言ったじゃない4日後また会いましょうって」
私はにっかり笑いながらそう言う
ｱｽﾞｰﾙ「なぜお前たちは僕の邪魔してくる！？イソギンチャクから解放したってお前には何の得もないだろう！？」
A「え？確かにイソギンチャクに関してはそうだけど…」
アズール先輩は切羽詰まりながら言う
ｱｽﾞｰﾙ「ではなぜっ！？」
A「そんなの…ちょ……じゃなくて山姥切を返してもらわないと困るから」
私はにっかり通り越して
ものすごくいい顔で言った｡
A「まぁ、ユウに関してはグリムやエースとデュースが関わっていたことと学園長に脅さ……頼まれたからでしょうね」
ﾗｷﾞｰ「ほんっと、お人好しッスね」
A「それがユウのいいところでしょ？」
私がそういうと薬研と物吉…
そしてなぜかカイエンが頷く｡
ﾚｵﾅ「……そこでだ｡なあアズール、俺と取引しようぜ」
ｱｽﾞｰﾙ「……は？」
私も『は？』って言いたくなったよ？
何言ってるの？？
ﾚｵﾅ「この契約書をお前に返したら、お前は俺に何を差し出す？」
ｱｽﾞｰﾙ「な、なんでもします｡テストの対策ノートでも卒業論文の代筆でも、出席日数の水増しでも、なんでもあなたの願いを叶えます」
そこまでするほどこの契約書が大事なの？
ﾚｵﾅ「なるほど、実に魅力的な申し出だ」
ｱｽﾞｰﾙ「なら＿＿」
ﾚｵﾅ「だが……悪いが、その程度じゃこの契約書は返してやれそうにねぇなァ」
ｱｽﾞｰﾙ「……えっ？」
わぁ〜！上げて落とす天才だぁ〜！
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氷の妖精姫♪(プロフ) - ルナさん» コメントありがとうございます！気まぐれ更新ですが頑張っていきます！ (8月28日 8時) (
レス) id: 8f37d05276 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - とっても面白いです！！最高です！(´｡✪ω✪｡｀)✧*。続き楽しみにしてます、更新待ってます(*^^*)❤ (8月26日 10時) (レス) id: 50582a260f (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 八丁念仏を出して欲しいです (2023年4月30日 8時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
ふわもこ🐇⸒⸒ - 続きを楽しみにしてます！ (2023年3月31日 15時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
氷の妖精姫♪(プロフ) - 紅さん» コメントありがとうございます！ (2023年3月28日 16時) (レス) id: 171a5b5ca0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷の妖精姫♪ | 作成日時：2022年9月19日 19時
