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怪盗キッドの一件から
降谷の様子がおかしい気がする。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ポアロで安室さんがお皿を棚に戻していたので『手伝うよ』と言って受け取ろうとした時、手が少し触れた。
安「っ！！」
『うおっ！？』
安室さんが急に手を離したからお皿がバランスを崩して落ちそうになった。
あ、あぶね〜！！！
安「あ！すみません、大丈夫ですか！？」
『大丈夫、大丈夫(笑)、それより安室さんの
方こそ大丈夫か？なんかぼ〜っとしてるし…』
安「少し考え事してただけなので、大丈夫です
よ」
いつもの様に笑ってそう答える安室さん。
でも、目は合わせようとしない……
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
公安でも＿
降谷に確認してもらいたい書類があり、持っていく。
『降谷さん、この書類なんですが…』
降「…悪いが、後でにしてくれ」
チラッと横目で見て、顔を反らす。
………後で？
『出来るだけ早くお願いしたいんですが…』
降「なら、そこに置いといてくれ…後で風見に持
って行かせるから」
……おかしい。
いつもなら、俺と長時間一緒にいるのが嫌だからと、さっさと確認してくれるのに………
今はまるで、露骨に俺の事を避けてるようだ……
『……分かりました、』
降谷のデスクに書類を置いて、俺はフロアを出て休憩室に向かった。
休憩室のベンチに座る。
俺、降谷に何かしたのか……？
必死に思い出そうとするが、全く記憶に無い。
いや、むしろ＿
………これが、いつも通りなんじゃないのか？
潜入捜査という任務について、「陽向蓮」という存在が出来て、前よりも降谷といる時間が長くなったから、避けられていると勘違いしているだけなんじゃないか？
その答えが、ストンと心に落ちた。
納得した。それが、当たり前である様に。
『………』
俺は、降谷に酷いことを言った。
諸伏の事に対して。
降谷と諸伏は幼馴染で親友だ。
親友のことを傷つける様な事を言った俺を、降谷が許せるわけないんだ……
『……ははは、馬鹿だなぁ』
なに、自惚れてんだよ………
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霞(プロフ) - 気になります…続き待ってます！ (8月17日 16時) (
レス) @page20 id: 72e740ca3a (このIDを非表示/違反報告)
れもんそーだ - お話、とても面白かったです！ 更新大変だと思いますが、楽しみに待ってます (2020年4月6日 8時) (レス) id: f169936397 (このIDを非表示/違反報告)
椿(プロフ) - はい ありがとうございます (2020年2月13日 13時) (レス) id: d10385a9fe (このIDを非表示/違反報告)
猫月(プロフ) - 続編を、真実の君は【男主】3、で更新しました！続きが気になる方はそちらでよろしくお願いします！！ (2020年2月13日 10時) (レス) id: 947bf1e80d (このIDを非表示/違反報告)
緋 - はじめまして！猫月さんの作品読ませていただきました。とても面白くて、続きが気になります！また、楽しみにしています。 (2020年2月9日 10時) (レス) id: 82343452fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫月 | 作成日時：2019年6月17日 20時
