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降谷が消火栓のトラップを解除している間に
爆弾の種類と、取り付けてある場所を
調べる。
『C-4か、良くあるパターンだな』
赤「あぁ…」
赤井が俺の背後で爆弾を観察している俺を見ている。
『…何か言いたいならどうぞ?』
赤「…君はNOCなのか?」
単刀直入過ぎないか???
まぁ、嘘付く必要も無いか……
『そうなんじゃないか』
赤「公安か」
『グイグイくるな〜、そうだよ』
笑ってそう答える。
赤「…君はやけに素直だな」
『そうか〜?まぁ、公安とFBIでのいがみ合い
なんて俺はどうでも良いからな』
立ち上がり、赤井の方を向く。
『でも………
あいつを傷付けたら、容赦しないぞ』
そう言って睨みつける。
赤「!?……フッ、怖いKnightだな」
_________
爆弾の解体を降谷に任せ
キュラソーの元に行く。
すると観覧車の明かりが消え
上空からローター音とメキメキと嫌な音がする。
『っ!?何が…!』
_トッ
背後で足音が聞こえ、振り向く。
『!?キュラソー』
キュ「グレーン…どうして貴方が此処に?」
……記憶が戻っている
『どうしても貴女に聞きたいことがあってね…
何故、メールに俺の名前を入れなかった……』
キュラソーは黙って俺を見つめた。
『俺と貴女は、一度しか会ったこと無いはずだ
……答えろ!キュラソー!!』
キュ「……貴方の目を見た時、コチラ側の人間だと
思ったからよ」
『!?!?』
キュ「でも、まだ貴方は白でも黒でも無い、
グレー………
その先の色は、貴方次第よ」
キュラソーはそう言い残し
下に降りていった。
………俺が、組織側の人間……?
_________
その後、
キュラソー奪還に失敗した組織は
観覧車を破壊し、それを止めようとした
キュラソーは命を絶った。
_________
〜降谷Side〜
一般人に紛れ観覧車から降りる。
すると、木陰に赤井が佇んでいるのが見えた。
赤井も俺に気付き、首でこちらに来いと合図した。
安「……何の用だ、FBI」
赤「…少し忠告してやろうと思ってな」
忠告……?
赤「彼、陽向君だったか?」
その名前に身体が反応する。
安「……彼が何か?」
赤「飼い犬を野放しにすると野良犬になる様に
彼のリードを引いておかないと
いずれ君にも牙を剥くぞ……」
安「……生憎、彼の飼い主は僕では無いので」
赤「………」
.
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猫月(プロフ) - 椿さん» 椿さん!ありがとうございます!(≧▽≦) 続編も面白いと言って頂けるように頑張ります! (2019年6月17日 21時) (レス) id: 85f4679baf (このIDを非表示/違反報告)
椿(プロフ) - だんだんと面白くなってきました(≧∇≦)/ (2019年6月17日 21時) (レス) id: 54938a211f (このIDを非表示/違反報告)
猫月(プロフ) - 椿さん» ありがとうございます!無理しない程度に頑張ります!(≧∇≦)b (2019年5月23日 23時) (レス) id: 85f4679baf (このIDを非表示/違反報告)
椿(プロフ) - テストお疲れ様です(≧∇≦)/無理しないで下さいね (2019年5月23日 21時) (レス) id: ab7495b6bc (このIDを非表示/違反報告)
猫月(プロフ) - そう言って頂けてとても嬉しいです!( ;∀;) テストも終わったので、毎日更新出来るよう頑張ります!(≧∇≦)b (2019年5月23日 20時) (レス) id: 85f4679baf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:猫月 | 作成日時:2019年5月7日 15時