砂糖、三つ目。 ページ5
「『ちかいのことば。』」
「『やめるときも、すこやかなるときも、』」
「『よろこびのときも、かなしみのときも、』」
「『とめるときも、まずしいときも、』」
この子は…どんなものより甘いカケラで、私の心を満たしてくれる。
「『僕/私は、Aちゃん/まふくんが大好きなことを誓います。』」
まふくんが、私の額にあまぁーいあまぁーいキスを交わす。
《きっとこのキラキラしてる感情が、愛と呼ばれるものなのね。》
まふくんと二人きりで、ベッドの中で鼓動を合わせる。
まふくんは、一足先にお休みのよう。
寝顔も…甘い…
幸せだなぁ…ずっとこうしていたいなぁ…
でも、それじゃダメ。
生きていくには、お金が必要だもの。
食費や光熱費。家具とか服とか…だから働かなきゃ。
はは…現実的なこと考えてたら…ちょっぴり辛くなっちゃった…
まふくんのことでも考えながら、満たされよっと。
そういえばまふくん…どんな男の子に育つかな？
今は可愛いけど…いつかかっこよくなって、
「Aちゃん…好きだよ…！」
なんてことになったら、ど、どうしよー！
わ、私っ…甘すぎてどうにかなっちゃう…！
自分で考えたことに、つい頬が熱くなる。
ま、まぁ、今じゅーぶん幸せだし、
今は今のことを考えよっ…
その後も甘ーいまふくんのことを考えていると、
いつのまにか眠りに落ちていた。
次の日…
ドアの前には、これから出かける私と、
その私を寂しそうに見つめるまふくん。
『ごめんねまふくん。これから新しいバイト増えるから
帰り遅くなるけど、一人でも大丈夫？』
ぎゅっ。
まふくんは私を抱きしめながら、さっきとは打って変わって
明るい表情で私を見上げた。
「僕知ってるよ！Aちゃん、僕のために頑張ってくれてるんだもんね！
だからここでお祈りしてるから！ずっと一緒にいられますようにって！」
まふくん…
『うん！まふくん！私頑張るからね！』
まふくんと目線を合わせてから、そう語りかける。
今日も頑張ろう！二人の未来のために！
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ゆきか(プロフ) - あ、え、あの、めちゃめちゃ好きです、更新待ってます！ (2019年11月19日 19時) (
レス) id: f42ad21887 (このIDを非表示/違反報告)
えくれあしゃんえく - やば！最高や､､､､ヤンデレ､､､､いいのぉ (2019年1月13日 8時) (レス) id: ef8b35bd89 (このIDを非表示/違反報告)
鈴錬 - えぇむさん» マジですか！？「手抜きだと思われてるんだろうな〜…」とか思ってたからそう言ってもらえると嬉しいです！頑張ります！ (2018年9月24日 14時) (レス) id: 741c191d66 (このIDを非表示/違反報告)
えぇむ(プロフ) - すごく面白いです！更新頑張ってください!!楽しみにしてます！ (2018年9月24日 0時) (レス) id: 0a5492f174 (このIDを非表示/違反報告)
鈴錬 - キョエエエエ！？初コメありがとうございます！！頑張ります！ (2018年9月19日 7時) (レス) id: 741c191d66 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴錬 | 作成日時：2018年9月15日 12時
