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、
「良かったじゃん。上手くいったんだね」
裏庭で待ち構えていた及川先輩に捕まり、ドキドキしながらも頷いた。
岩泉さんは良い人そうだ。
でもその分罪悪感がある。
「及川先輩、これって岩泉さん騙してませんか？」
「Aちゃんは固いなぁ。隠し通せばいいだけの話じゃん。ほら、ご褒美！」
誤魔化すように差し出されたのはぐんぐんカフェオレ。取り敢えず受け取る。
及川先輩が近くに居るなんて今までなら考えられなかったなぁ。
「Aちゃん、喉乾いてなかった？」
「あ、いえ！頂きます」
「ん。どうぞ」
クスクス笑う及川先輩に
心の奥底がくすぐったくなる。
、
………あぁ、ごめんなさい岩泉さん。
私はまだこの人が好きみたいです。
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作者名：ただのルート
| 作成日時：2017年7月17日 15時
